とけいのじかん5
老眼と時計の行方②
世の中いつの間にか大きく変わる。
その昔は目の見えない人のことを盲人と言っていた。
今では差別用語ほどではないが表現としては好ましくないようで、
視覚障害者が一般的になってきている。
表現の世界も難しい。
しかし、自分が目の見えない状況になったら、
どう思うだろうかと想像してみれば
やはり相応の社会的な配慮も必要だろう。
それはさておき、
日々、老眼が進むと腕時計の文字盤で
時刻を読み取り辛くなってくるのは何度か書いている。
自分の場合はまだまだ初期だが、
それでもクロノグラフのように
ゴチャゴチャした文字盤は敬遠したくなってきた。
(◎_◎;)
ましてや、これから先はどうなるのだろう。
そんな不安から視認性の高い老後用腕時計を探求しているのだが、
先日、これは!というシチズンの腕時計を発見したものの、
やはり体質と合わないというショックな結論が出てしまった。
ましてや広田ハカセが推奨しているApple Watchは、はなっから論外である。
Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
しかし、それで諦める時計マニアではない。
「目で見辛いならば手で触ればいいんじゃない!」と閃いた。
昔から視覚障害者用の時計というのがある。
腕時計タイプでは、ボタンを押すとガラス製の風防が開くしかけになっていて、
それから指で文字盤の針をじかに触って時刻を確認できる。
“この直接性が凄い。”
これなら真っ暗闇でも目をつぶっていても時刻を確認できるだろう。
老眼がどんなに進んだところで平気の平左だ。
(・∀・)ウン!!
そこで早速、某オクで探してみた。
しかし使い込まれて状態の良くないものが多い上に、
このごろのヴィンテージ時計ブームの影響だろうか、けっこう高くつく。
う~ん、この間モンベルに、なけなしの時計予算を投入したばかりなので、
懐具合は実に心もとない。
仕方がないので5,000円と区切りを決めて探してみることにした。
そうしたらば、まあ、なんです。
渡りに船というか、タイミングよく懐中時計タイプのが出品されているではないか!
ハンターケースを開けると文字盤と針がむき出しになっているもので、
尚且つアラビア数字インデックスだ。
旧ソ連製で、なかなかキレイな飾り彫りも施されている。
まあ、型に金属を流し込んでプレスしたものだろうが、
別に高級な時計を手に入れたいわけでもないから、こんなので充分だ。
1,000円スタートと安いのもいい。
後は他の入札者がどれくらい投資してくるかだ。
2~3日様子をみたが誰も入札してくる様子はない。
シメシメ、こんな懐中時計を欲しがるのは変人マニアくらいのものだろう。
これは格安で手に入れられるなと、ほくそ笑んでいたが、
その後、何人かが入札してきて1,611円とかいう半端な値段になる。
どうでもいいことだけど、何故、こんな半端な額で勝負するんだろう。
ひょっとすると業者の人たちが
1円の利益をめぐって叩き合いをしているのかもしれない。
(;゚Д゚)
う~ん、悩みどころだ。
自分としては高くても2,000円くらいでやめようと思っていたが、
どうやら、この額ではひっくり返されそうだ。
でも、それ以上の値があるかな~。
(;^ω^)
「よし、オレも男だ! 手に入れると決めたら勝負をかけよう!!
3,000円でどうだ!!!」と、
ちょっと、おだって(調子にのって)入札したらば見事に最高額入札者になる。
「おめでとうございます!」とインフォメーションされるが、正直複雑な気分だ。
う~ん、マジでいるか? これ??
誰かひっくり返してくれるだろうと、
淡い期待を抱いてサッカーの試合を見た後に画面を立ち上げたら、
見事に落札…マジかよ…
落札価格2,611円…
まあ、仕方ない、男らしく責任をとろう…
とっとと、かんたん決済で支払いを済ませた。
Σ(゚∀゚ノ)ノキャー
かくして昨日、無事に届いたのであります。

つづく
※※※
ビンボー庶民は予算に限りがあるので、
一つの時計で更に引っ張りに引っ張るのであります。
あしからず
(*`艸´) (*`艸´) (*`艸´)
ウシシシシシシシシシシシシ