とけいのじかん4
海の日
今日は海の日だ。
いつもの年ならカーッと暑くなるはずなのだが、
今年の北海道では曇り時々雨とさえない天気の上に
ジメジメと湿度が高くて、まったくもって夏らしくない。
内地では洪水と暑さで大変なことになっているらしいが、
このままいくと北海道の農作物の生育も深刻な影響を受けそうである。
こうなってくると異常気象じゃなくなって、
このおかしな天気が通常気象になりそうだ。
はてさて、この先どうなるものやら…。
それはさておき、
7月は私の誕生月だ。
でも中年を過ぎると誕生日は特別な日じゃなくなって、
「また一つ歳をとったな~。早いもんだ…」と
なんとなく感慨にふけるくらいの人が多いのではないか。
でも、私の場合、歳をとるのは嫌ではない。
老いていくからこそ分かることもたくさんある。
そのうち誰にも等しく死が訪れるだろう。
生老病死は人の世の常だ。
しかし、
移りゆく季節を味わい楽しみながら日々過ごすほうが、
老い、孤独、死をいたずらに恐れるよりも、
遥かに賢く合理的な生き方だと私は思う。
そんなヘリクツ好きの私も実は、
自分と同じ生年月の腕時計を一つ持っていたりする。
だいたい時計にハマった人は、
自分と同い年の個体を一度は探すのではないだろうか。
私もその例に漏れず地道に探し続けたものだが、
たまたま見つけた個体が、
セイコー・ロードマチックのデッドストックだったせいか、
某オクでけっこうな叩き合いになってしまった。
かなり熱くなって気合で押し切ったものである。
今となっては楽しい思い出の一つだ。
最近は、そこまでムキになって叩き合いをするほど時計熱も高くない。
まあ、平熱くらいか。
ということで某年7月生まれのロードマチックも、
私と一緒に歳を一つとった。

なんだかんだで3万円くらいはつぎ込んだと思う。
これを安いと思うか高いと思うかは人それぞれだろう。
個人的には、これくらい出費したからこそ値もある気がしている。
あんまり安いと、なんとなくつまらなく感じるから人間の心理も複雑だ。
いずれにしても、
飽くまでビョーキの人向けの話で、
健常者の人は、ただただ呆れるばかりだろう。

7月と言えば、横顔の透明感もハンパない池〇夏海さんも、
10日生まれの16才とのことである。

それにしても、16才か~。
ずいぶん昔の話だな~。
私が16才くらいの当時は、ちょうどレコードからCDに切り替わっていく時代で、
“VHS対ベータマックスの戦い”に決着が見えはじめた頃でもあった。
今や、どの品物も時代から取り残され、世の中から忘れ去られつつある。
時計の針はチクタクと同じところをクルクル回っているが、
世の中は“光陰矢の如し”である。