とけいのじかん4
夢のはなし
夢はよく見ている。
でも目が覚めたら、たいてい忘れてしまう。
そんな夢の中にいつまでも忘れずに覚えているものもある。
2年くらい前だったろうか、こんな夢を見た。
私はどこかアジア風の雑多な市場通りを歩いていた。
いかにもエスニックな感じの、えんじ色や深緑色の織物や、
白地に色とりどりの模様が描かれた陶器類がならんでいる。
どれも魅力的な品々だが自分の趣味じゃないなと、
ぼんやり思いながら歩を進めていくと、
ふと目に留まった露店の中にガラスのショーケースを発見する。
興味を覚えてのぞいてみると、
ふちがこすれて金属の地が少し見えているような、
いかにも使い古した双眼鏡とかカメラとか万年筆が並んでいた。
どの品にも興味はあるが特に欲しいとは思わない。
目をあげたら、そのショーケースの上に
丸い金魚鉢のようなガラスの入れ物があって、
その中に100円硬貨や、せいぜい500円硬貨くらいの
小さなサイズの懐中時計が無造作に入れられていた。
店員に「これ動くの?」と訊いたら「もちろん動きますよ」とのこと。
でも、そこは、こんな感じの市場の露店だから真にうけるつもりはない。
一つ取り出してネジを巻いて耳をあてて動くかどうか確認してみた。
「チッチッチッチッチッ…」と機械式時計特有の作動音がする。
精度はともかく動品であることだけは確かなようだ。
「これ、いくら?」と訊いたら「1000円くらい」という。
“感動的だ。安いのは大好きである。”
どうせなら二つ三つ買おうと入れ物から次々取り出してみる。
アラビア数字、ローマー数字、ドットにバーにスケルトンと
実にバリエーション豊富だ。
これが一つ1000円は安い、五つ買っても5千円じゃないか。
でも、どうせなら良い品物を選びたい。
あーでもない、こーでもないと物色しているところで目が覚めた。
残念。
でも、いかにも怪しい露店で一山いくらの品物だから、
どうせ、すぐに壊れるだろうし日差が1時間とか、
粗悪品だったろうと諦めることにした。
(´゚З゚`)クソ~
それから一年くらいして、また同じ時計の夢を見た。
今度はデパートのフロア全てに
ガラス製の細長い立派なショーケースが並んでいた。
しかも数十万円とか百何万円といった値札の付いた
高価なブランド腕時計ばかりが飾られている。
これはもう私の射程圏外の世界だ。
とっとと立ち去ろうと思い、てくてく歩いていくと、
奥まった店のショーケースの上に
見覚えのある丸いガラスの入れ物があって、
その中に、いつぞやの夢と同じように
小さな懐中時計が無造作に入れられているではないか。
一山いくらというところが、いかにも怪しいのだが、
今度は、ちゃんとしたデパートで売っている品物だから間違いないだろう。
気になる値段を聞いたら、やっぱり一つ1000円くらいだと言う。
安いのはいいことだ。
今度こそと思い幾つか取り出してみる。
このところ、近頃のスケルトン腕時計は悪趣味だなどと書いているが、
実はフルスケルトンの時計を私は持っていないので、
この際、一つくらい買っておこうと思い品定めをすることにした。
ケース本体がガラスでできているので、リューズ、巻き芯、ムーブメントと
内部の機械の仕組みがよく分かる。
ネジの巻き加減も良い感触だし
「チッチッチッチッチッ…」とロービートの作動音も安定している。
これは拾い物だぞと内心喜んで、
それならもう一つ二つ良品を探してみようと
入れ物に手を入れて取り出そうとしたら目が覚めてしまった。
またかよ!
う~ん。
(;・`д・´)
私はリアルな世界の某オクでも、
こうして迷っているうちに逃してしまうことが多い。
ここんところ、そんなのばかりだ。
まあ、おかげで無駄遣いをせずにいるのだが、
優柔不断と慎重さは表裏一体ということだろうか。
( ̄▽ ̄;)
そんな私だが以前は思い切りよく良品を競り落としたことも何度かある。
このクラウンスペシャルは、そんなコレクションの一つだ。
ネジの巻き上げに少々手間がかかるが精度も安定しているし、
リューズもオリジナルで、裏蓋の刻印もしっかり残っている。
なによりも、この文字盤の経年変化が魅力的だ。
最近、エイジング加工なるものが流行っているようだが、
やはり自然が生み出す美しさにはかなわないと思う。

ちなみに最近、マイブームのウィスキー。

500ml、税込みで1058円
安いのは大好きである。
しかも味だってなかなかだ。
決して安かろう悪かろうという品物ではない。

つまみは、たこ焼きピザ…。
486円なり。

見た目は豪快である。
もろにたこ焼きがのっかっている(汗)
(;゚Д゚)
でも、まあまあ美味しかった。

チャコもびっくり!
Σ(・ω・ノ)ノ!

オンちゃんのび~。
\( ‘ω’)/

「奇妙な物体ニャ」とのこと。
(;^_^A
