とけいのじかん
JETでGO!
~国産古時計の魅力~
今年の夏は暑かったですね~。
すっかり夏バテしてしまいますた。 
おまけに仕事も忙しかったので尚更でした~(汗々)
最近めっきり涼しくなって、ようやく気力・体力も回復してきたので
ブログを再開することにします。
更新の滞っていた間にも、わざわざお越しいただいた方や
コメントを下さった皆さんに感謝申し上げます。
さて、
実は最近“黄金期の国産機械式時計”に興味津々でした。
機械式時計がバリバリのステータスシンボルだった時代のモデルは、
やはりモノが違うのだそうです。
それは本当なのか?
実際に検証してみるべく国産古時計第2号を入手したので、
早速レポートしてみませう!
(まあ、ただの“時計欲しい病”ですが…)
数ある国産古時計の中でも自動巻きなら、やっぱりコレです!!
CITIZEN JET

“1961(昭和36)年10月”に発売された
“シチズン初の本格男性用自動巻き腕時計”です。
機械式(自動巻き)手巻き付
本中三針方式
21石
外周式ボールベアリングローター機構
5振動
※秒針停止機能はありません。
“デラックスのように市場のニーズが薄型化へ向かう中、
国産で最も薄い自動巻を目標に開発”されたそうです。

現在でも日差+20秒ほどで動いています。
パワーリザーブは多分30時間くらいだと思います。
最近、日毎にテキトーになってきていますので正確に計測していません(笑)
とにかく半世紀前に製造された時計が、
未だにこれだけの精度で時を刻むのですから大したものです。
本モデルの魅力は何と言っても
“JETエンジン音のような独特な巻き上げ音”とか
“さざ波ローター”等と表現されてる独特な巻き上げ音とローターです。

難しいことは分かりませんが、メカメカしいムーブメントがとにかく魅力です。
このムーブメントもフォン○メロ○が元ネタのようですが、私はあまり気になりません。
古の書にも
“先になされた事は、また後にもなされる。
日の下に新しいものはない。”
と書かれているくらいだからです。
とにかく面白くて魅力的ならパクリでも問題ありません!
何より私のハートをつかんだのは、この文字盤です!

この特徴的なインデックスがイイです!
特に12時のインデックスは、まるで野球のホームベースのようですね(笑)
JETのロゴや針もシュッとしたいかにもシチズンな感じです。
かなりマニアックなポイントですが、
インデックス周りのギザギザの先も尖っています。

私の勝手なイメージですが、
シチズンはエッジが効いていて先が尖っている仕上げが特徴だと思います~。
そう言った意味では、この腕時計は“モロCITIZENやないか~!”と思うのです。
ところが、近年CITIZENがリリースしている機械式時計には、
何故か魅力的なモデルがありません。
CITIZENさん、いっそJETの復刻版をリリースしてみてはいかがでしょうか?
いわゆる“デカ厚ブーム”も下火になってきたようですし、薄型で個性的な機械式腕時計が、これからはヒットするかもしれませんよ!
少なくとも、私のようなマニアには、とても喜ばれると思います!!
話しは少し脇にそれましたが結論を述べましょう。
“機械式時計がバリバリのステータスシンボルだった時代のモデルはモノが違う”
のか
う~ん、やはり違いますね!
加工技術や工作精度は現代の方が優れていると思いますが、
“時計の製作に携わっていた人々の思い”が違っているようです。
20世紀後半の我が国で急速に広まった“大量生産大量消費社会”
つまり“使い捨て社会”以前の、
“良いものを末永く使えるように作る”という職人魂が未だ活かされていた
時代の違いといえるかもしれません。

手短に表現すれば、
現代の時計はデザインや仕上げが総じて大味です。
それに比べると古時計は引き締まった印象を受けます。
(或いは密度が高いとも言えます)
私は時計の分解はできませんが部品の一つ一つから作りが違うはずです。
どうして、こんな手間のかかることをしたのだろうと不思議に思うことでしょう。
ただし相応に経年劣化しています。
現行モデルの新品とは状態の上では比較になりません。
また当時、防水をうたったモデルでも
今では状態の良いものですら“軽い防汗”程度なのだそうです。
ようするに古時計は総じて非防水と考えてよさそうです。
しかも、やはり壊れやすく一度壊れると部品の調達に苦労するでしょうし、
当然、定期的なメンテナンスも必要です。
デザイン面では今見ても魅力的なモデルもありますが、
興味の無い人達から見れば、やはりただの古臭い時計でしょう(苦笑)
要するに実用向きではありません。
はっきり言って趣味のアイテム以外の何物でもないです。
普段使いできる実用的な腕時計という点では現行モデルに軍配が上がります。
その差は圧倒的です。
古時計と現行の時計を購入対象として比較する上で、
この点だけは忘れないようにしたいものです。
とにもかくにも、今のところ私の気分は「JETでGO!」なのであります~
