おはようございます。
さて最近、
中小企業の経営者や個人事業主
とお話をしていると、
「資金繰りが異様に苦しい」
と嘆かれている方が多いですね。
「これだけ売上を上げているのに
手元に資金が残らない」
とか
「月末は人件費を支払うのに
四苦八苦」
とか
こんな深刻な悩みが多いですね。
会計上で
いくら利益があがっていても
資金繰りがショートすれば
下手すれば即倒産
反対に
いくら赤字を出していても
手元にキャッシュさえあれば
生き残り自体は可能ですから
資金繰り管理は
実は利益管理よりも
優先度が高いといえます。
先日
面接をした個人事業主も
深刻な悩みを抱えていました。
大口売上が上がったにも
関わらず、入金自体が
遅れ遅れになってしまったため
自らの経費も支払えなくなる
取引先からの信用が
失われる
新たな仕事を
受けてもらえなくなる
仕事を振れないために
新たな売上が上がらなくなる
という負の循環モードに
入ってしまったようです。
こうなると悲惨です。
その後、大口債権の入金は
あったものの、
一度失った信用はなかなか
元に戻らなくなる訳ですから
大変です。
売上を上げることも
大切ですが、
売掛金を回収することは
もっと重要
ビジネスモデルの構築にあたって
資金繰り管理の重要性については
忘れないようにしたいものです。