先日、
とある不動産管理会社の人と
お話する機会がありました。
で
ちょっと
聞いてみました。
「士業の人間が
不動産投資する場合、
おカネを融資してくれますか?」
ちなみに
「士業」とは、弁護士、不動産鑑定士、
税理士・・・などのことです。
そして、その答えは
「フルローンは、ほぼ不可能」
との事でした。
フルローンって
分かりますか?
例えば
3000万円の物件を
購入するとき
その代金3000万円を
丸々借りる・・・
これを
フルローンと言います。
ちなみに
売買手数料などを加えて
3,000万円より大きな金額を
借りることを
オーバーローンと言いますが
他人のふんどしも甚だしい
感じですね 笑
サラリーマンが
購入する場合、
物件によっては
このオーバーローンでさえ
可能になるわけですが
士業は
フルローンですら
ほぼ不可能
大分、差をつけられてしまいました。。。
サラリーマンに対する
銀行からの信用はすごい!
つくづく
そう思います。
で
士業の人間が
不動産を担保に
おカネを借りるには
その物件価格の40%程度
の担保枠
プラス
信用枠しかないわけです。
例えば
3000万円の物件であれば
3000万円×40%=1,200万円
(=担保枠)
プラス
1000万円(信用枠の仮定分)
とすると
2,200万円
これが
やっと借りられるかどうかの
瀬戸際ラインというわけですね。
つまりは
3000万円の物件を購入するなら
最低でも
800万円プラス手数料等の
頭金が必要になるという訳です。
で
そんなおカネ、
用意できるわけないよ。
時、既に遅し???
いやいや
まだ逆転の余地はあります。
例えば
自宅などに
ローンの残債が
なければ
自宅と新たに購入する物件の
2件を担保として
差し出すという手があります。
例えば
自宅の評価額が
5000万円だったとしましょう。
そうなると
担保枠のみで
(3000万円+5000万円)×40%
=3,600万円となります!
今度は
オーバーローンさえ可能となりました ♪
それで
担保枠は信用枠よりも
金利もずっと安い・・・
この点にも注目です。
士業とは言え、
不動産の購入をあきらめるのは
まだまだ早い・・・
そう思いませんか?