昨日は雛祭りでしたね🎎
皆さんはどのように過ごされましたか?


今回の投稿は、私の母が体験したちょっぴり不思議なお雛様のお話を書かせていただこうと思います。


私の実家は自営業。
1Fは父の理容室、2Fは母の美容室、
そして3Fが住まいという造り。


余談ですが。
30代になってからは、美容室の隣の部屋を改装しダンススタジオにしました。
一人暮らしをしていた広島市内から週に何度か実家のある東広島市西条へ通い、生徒ちゃんたちと汗を流していました。


お店とお家が同じという環境で育ったワタクシ。
とにかくいつも忙しいお店でお客様も多かった。
小さい頃はさみしくて、母やスタッフのお姉ちゃん達と同じ空間にいられるお店で過ごす時間が長かったです。


かまって欲しくてお客さんの席にブーブークッションを置いたり←ありえん😱

バレエのレッスンから帰ってきたら店内の鏡の前で踊ったり←迷惑だったに違いない💦

学校から帰ってきたら、お店に置いてある週刊誌を読んだり←最新号を独り占めするなと叱られていた😅

お客さんからおこづかいをもらってルンルンになったり←愛想が良くて世渡りのうまいコでした🤭



「娘があとを継ぐわけでもないし。」
と、いつの頃からか母が一人で切り盛りするようになりましたが、馴染みのお客さんが集まるお店。

お店の片隅にはショーケースがあり、
化粧品やヘアケア商品なども販売しています。


そこで美容師を続けながら、
「きっとこのコは一生独身で過ごすのだろう」
諦めつつも、心配し続けてくれていた母。


結婚願望がとても強かったにもかかわらず、
ご縁に恵まれなかったワタクシ。
大好きなダンスを職業にし、レッスンに飛び回る忙しい毎日を過ごしていました。


そんな私の結婚が突然に決まったのは44歳の時。
8月だったかな、季節は夏。
二人で挨拶に行った時はとてもとても喜んでくれました。


10月末に入籍、その数ヶ月後には旦那くんの転勤が決まり、結婚式はGWに!ということに。
そんなバタバタの中、レッスンで実家に帰り、母とお茶をしていた時のこと。



あそこのショーケースにお雛様があったでしょ?
ママね、あれを何気なく隠したんよ。
そしたらエリの結婚が決まってビックリしたんよ!


そう、お店の片隅のショーケース。
お雛様といっても本当に小さな、紙でできたような物なのかな?
着付けをした時などの和装小物のあたりに飾っていたのでしょうか。

ある日、そのお雛様を商品の手前の配置から隠したんだそうです。
何の意味があったわけでもなく、何気なく。
そしてそのフトした行動を、数ヶ月後にハッと思い出したと言うのです。



いつから誰がそこに置いていたのかは聞いてません。
だけど。。。
私の成長をずっと見守ってくれていた母のお店。
そして、その片隅のショーケースからワタシを見ていたお雛様。


コワいって気持ちは全然なくて、何故かあったかい愛を感じたんです。
お雛様には不思議な、、、とても不思議なパワーや愛があるのかもしれませんね。
ひな祭りが来るたびに思い出す、母の不思議な体験。


ひな祭りらしい画像が1つもなかったので、
いつかの帰省の時に母が使ってくれたちらし寿司を


最後まで読んでくださりありがとうございます!
悪女時代東京支部ELI先生でした〜