続きだよ〜。




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「私は忘れられる人」


なんでそう思うようになったんやろう?







記憶を辿ると、出てくるのはお父さん。



小学校に上がる前に
お父さんとお母さんが離婚して



お父さんは出て行った。




その後、お父さんは別の人と再婚して

子供もいて、家庭を持ってる。






お父さんは、
きっと弱くて怖がりな人やった。





出て行って、「お父さんから」私たち子供に

連絡してくれることは1回もなかった。
私から連絡したことはあったー。





今思うと、お父さんはお父さんで

怖かったんだろう、ってわかる。



でも子供の私にはわからなかった。



ずっと

なんで連絡してきてくれないんやろう?

私の誕生日くらい、覚えてるよね?


と思って、毎年、誕生日はすこし
そわそわしてたなぁ。


連絡はなかったから、
今日誕生日やでーって毎年、
連絡してたんやけどな。





そんな私の気持ちを知ってたかのように
お母さんは


お父さんはあんたらのことなんて忘れてる


と言ってきた。


きっと、お母さんも怖かったんだと思う。




その時はお母さんのその言葉に

寂しいとか、悲しいとか

なにも感じた記憶はないねんなー。




ただ、そうなんやーって思った。


そんなもんかーって。





それでも、きっと心のどこかで

その言葉を採用してたんやと思う。



「私は忘れられる人」

「覚えてもらえない人」







だって、

「お父さんは私のことを忘れてる」

ってお母さんに言われたから






実際、私の存在を忘れられてたか

どうかはわからない。







今年の年明けに、
お父さんの住所が判明してね。



手紙送ろうと思えば送れるんだーよーねー。



でも、送ってない(笑)






今更なー、とか

話すことないし、とか

言い訳してるけど


やっぱりどこかで怖いんだと思う。





誕生日はともかく、


存在を忘れられてたらどうしよう


って思ってる。





どんな結果でも、大丈夫なんだろうけどさ。







きっと、彼を通してこの出来事を

見てるんだろうなー。





とりあえずは、彼に

「不安になるから、次に会う日を決めてほしい」


って伝えた。




そしたら、当たり前のように決めてくれて


すごく、安心した。




いまは、これでいいや。


この続きは

きっとタイミングがくるでしょう〜。




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(笑)(笑)(笑)



余談やけど、家に帰って

私まだ帰ってないのに間違えて
家のチェーンとか締められてると

すごく腹が立って悲しくなって泣いちゃうのは

「ほら、忘れられた」っていう古傷が
反応するんやろなー。