XRAY X4 2024 フロントボディストッパー その2(傾斜加工テスト) | ar-laboratoryのブログ

ar-laboratoryのブログ

ラジコンカーの研究を行っております

こんにちは

 

XRAY X4 2024用のフロントボディストッパーです。

 

過去記事でNCVCではZ軸方法の傾斜加工できない旨を書いていました。

 

この加工は8mm × 8mm の45度傾斜という単純な形状なので、XY平面で作成したGコードのY軸にZ軸方向の座標を追加すれば加工できそうな気がします。

まずはXY平面上の加工パスを作ります。

上下に切削するハッチングの加工パスです。(ここでいう上下はZ軸方向ではなく画面表示上の上下です)

image

image

原点はボディストッパー用CAMと合わせておきます。

 

Gコード上はZ軸がマイナス方向への移動になっていますのでY軸の値にマイナスのZ軸を追加します。

Y0にZ-8を追加(Y方向0へ移動する際に、Z-8方向へも移動する。つまり45度の下り傾斜で移動する)

Y8にZ0を追加(戻り方向も同じように45度の上り傾斜にする)

 

 

Candleに読み込んでテストします。

image

 

予定通りのツールパスになりました。

 

次回のボディストッパーマウント加工後にこのGコードで追加の傾斜加工を行います。

 

 

ご覧くださいましてありがとうございました。