こんにちは。公認心理師/心理セラピスト/心理カウンセラーの石川美樹です。

 

本日は、

 

【「どうせ無理」と諦めてしまう癖の原因は?!】というタイトルでお届けしようと思います。

どうせ、夫に話しても無理だ。
どうせ、新しい勉強をしても途中で投げ出すから無理だ。

どうせ、お金がなくて買えないから無理だ。

などなど、

「どうせ〜〜〜だから無理」と諦めてしまう人は、

自分自身の期待に応えられないのが、悔しく、悲しく、
 

これ以上傷つきたくない!

 

と、最初から諦めて、ハードルをかなり低くして自分守ろうとしているのです。


高い期待から、ど〜〜ーーーんと、どん底まで落ちてしまうのは、落差が激しく傷も深くなってしまいますから、
あえて、自分に低いハンディーキャップをつけ、自分を守ろうとしているです。

このように、自分を最初から低くして自分を守ろうとすることをセルフハンディーキャッピングと言いますが、
前のブログでも紹介していますが、今ではYoutubeや書籍で有名である、はもしょうさんこと橋本翔太さんと動画を撮ってますので、こちらをご覧になっていただけると、とてもよく理解ができると思います。
 

はもしょうさんこと橋本翔太さんとの動画

https://www.youtube.com/watch?v=6g-a_ypqPZU

 

では、なぜ、このように、
最初から諦めて、希望を持たないようにして、これ以上自分を傷つけないよう自分を守っているのでしょうか?

それは、過去、それも幼少期が多いのですが、
その環境の中での養育者といわれるような人たちから、

例えば、
「お母さんだっこ!」
→  「ごめん。今ご飯作ってるからだめ」と言われ、ご飯の支度が終わっても抱っこしてくれない。

「お母さん、友達も持ってるからこのゲーム買って」
→  「だめ、ゲームなんてやったらバカになる」と、親の価値観に完全に合わせないとダメな人生だった。

 

「お父さん、今度、海に行きたい」
→ 「お父さん、お仕事で忙しいから」と言いながら、お父さんは大好きな釣りには友達と言って私は一人置いていかれる、、、。

などなど、
子供って、それでも最初は「ヤダヤダ、抱っこ! ゲーム買って」と自分の希望を叶えて欲しくて、駄々をこねたり、拗ねたり、大泣きしてみたりしますが、それでも、全く振り向いてももらえず、共感もしてもらえず、 自分の価値観を
 

ただ否定ばかりされていた方は、

「だったら、最初から期待なんてしない方が傷つかない。
  だったら最初から諦めておいた方がいい。
 どうせ、ダメなんだから、、、、」

と、自分をこれ以上傷つくことから身を守るための戦略、心の鎧として、

「どうせ無理」と最初から諦める癖をつけてしまったのです。



では、その癖を改善するにはどうしたらいいのでしょうか?

まずは、

1.「自分はこれ以上傷つきたくない」から、この癖を持っているんだと認めてあげること。

2. 次に、幼少期の自分の養育者との環境を見てみましょう。
先ほどの説明のように、
あなたも、もしかしたら、否定ばかりされ、諦めることで自分を守ってきたのではないでしょうか?
ここに気づくだけでも、心が少し緩み、傷が癒えていくことでしょう。

3. それでも頑固な、諦め癖は、その無意識の中にある,ブレーキを解除してあげましょう。

「どうせ頼ったって無理だ。なぜならば、誰も私を助けてくれない」
「最初から諦めた方がいい。なぜならば、これ以上傷つくと立ち直れないから」

 

など、このような、自分から力を奪うような価値観やセルフイメージを解除していくことが必要になるかもしれません。

いかがでしたか?

 

【「どうせ無理」と諦めてしまう癖の原因は?!】は、幼少期の悲しい経験から、自分を守るために生まれたものがほとんとです。

そんな、インナーチャイルド/アダルトチルドレンを救って、癒してあげましょうね。

では、また次回。

 

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