こんにちは。公認心理師/心理カウンセラー/心理セラピストの石川美樹です。
本日は、
【弱音を吐いたっていい、愚痴を言ってもいい、でも最後に付け加えてね】というタイトルでお届けしようと思います。
昨今、ボジティブシンキングがよしとされる傾向が強いため、
弱音を吐いたり、愚痴を言ったりするのは良くないと思い、グッと堪えてしまう方がおられます。
しかし、上記のように、弱音を吐かない人、愚痴を言わない人であればあるほど、
ある時、急ボキっと心が折れてしまう傾向が強くなります。
ですから、
弱音を吐いてもいい、愚痴を言ってもいい!!
まずは思いっきり吐き出してください。
そして、最後に、
「でも〜」
いという言葉を付け足して、
弱音や愚痴を吐いた自分に「ありがとう」と伝え、
自分が望むボジティブな未来を付け足してね。
要はバランスなんです。
ボジティブすぎてもNG。
ネガティブすぎてもNG。
私たちが住んでいる世界は、バランスが大事なんです。
自律神経も、交感神経(緊張)と副交感神経(リラックス)とあるように、自然界には夜と昼があります。
気圧の高いところから低いところへ空気が流れることで台風が生まれるように、流れてバランスが生まれます。
ですから、
自分が頑張りすぎたなと思った時、今日はダメダメな日だと思ったとき、
まず、思いっきり、弱音を吐いて、愚痴を言って、
その後、
「でも〜」
「弱音や愚痴を吐いてくれて、ありがとう」
「さぁ、楽しい人生を作るぞ〜!」のように、最後に付け加えて終わってね。
今朝、私は、足の硬直で起きました。
痛みでトイレに行くのも大変です。
「あ、私、このまま治らなくて一生このままかな、、、、」(涙)
「まずは弱音さん吐いてくれありがとう!」
「でも、今日もリハビリだ! 復活していくぞ〜!
「でも、痛みと共にどう楽しく生きようかなを考えよ〜っと」
「でも、痛みの中、この足さん頑張ってくれてありがとうね」
弱音を吐いてもいい、愚痴を思いっきり吐き出してもいいんです。
でも、心のつぶやきの中でもいいので、最後に付け加えて終わってね。