LAに数年いた頃、行きつけの歯科医Tさんはドラゴンボールファンで、私が船便を定期購読していた少年ジャンプを、診察前に嬉々として読んでました
(日本の雑誌を取り寄せるのに、航空便は定価の3倍位、船便は倍位しました)
私は1年で引っ越してしまったので、その後TさんはDBの続きを他の日本人から見せて貰っただろうか?と気になります。
――HEATHさん逝去への疑問❶――何故スクープされたのか
3月1日に亡くなっていた鳥山明さんの訃報は8日に公式より発表され、その告知には、既に葬儀は近親者で行われていた事実報告と、親交のあった方達の追悼コメントも掲載されており、発表の準備万端さの一方で訃報が一切漏れていなかったことは、驚きをもって受け止められました。
制作会社・出版社等を含む多くの関係者が、死亡を知ったと思われるにも拘らず。
鳥山明さんの訃報は米/英/仏/中/韓/中東/インドなど世界中で同日中に速報され、名門サッカークラブの公式SNS、中国外務省の報道官のコメントetc.有名人/一般人からの追悼が多く寄せられました。
➡【漫画家・鳥山明さんの訃報に米英中韓…世界中から悲しみの声】3/8東日本放送
これほどの世界的有名人の訃報が、1週間もの間流出しなかったことは凄いことだと、秘匿に触れただけのニュースが幾つも出たほどでした。
➡【「誰も口を割らなかった」鳥山明さん 逝去から1週間訃報の漏洩ナシ…徹底した「秘密保持」に広がる感動】女性自身 2024/3/8 YAHOO!
➡【鳥山明さん死去の3日後 イベント登壇した‟最側近男性”が見せた「完璧な秘匿」】東スポWEB 2024/3/9
「HEATHさんの時は...」という嘆きが改めて随所で湧きました
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櫻井敦司さんの10月19日の急逝は、24日にBUCK-TICK公式サイトで発表される迄の5日間秘匿されましたが、HEATHさんと櫻井さんの逝去は日が近かった為に、互いに引き合いに出されることが多かったです。
櫻井敦司さんとHEATHさんは、ロックバンドメンバーという点では同じでしたが、以下の点で、メディアからの関心度に非常に大きな違いがありました。
▲BUCK-TICKは精力的に活動中、しかもライブ日程最中での急死
一方、X JAPANは活動休止5年以上経ち、特に注目される出来事もなかった
▲櫻井敦司さんはボーカルというフロントマン
一方、HEATHさんはコンサートでのソロ演奏も無くされ、音源化の際には音を絞られ、ビデオに映る割合も非常に低く、リーダーによって目立たない存在にさせられていた
▲HEATHさんはSNSをやらず、動静不明の状態であるのが普通だった
ショックだったであろう仲間や関係者によっても、きちんと秘匿されて公式発表された櫻井敦司さんに比べてHEATHさんは...という嘆きも当然ありました。
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以上のように、世界的人気の有名漫画家;鳥山明さんや、華々しく活動中だったバンドのフロントマン;櫻井敦司さんの死でさえも秘匿が守られたことを目の当たりすれば、活動休止でメディアの関心も薄れていたX JAPANの、
SNSをやらず、動静が普段から表にでていなかった、
HEATHさんの死が秘匿できなかったのは異常に見えます。
鳥山明さん/櫻井敦司さんの死がスクープされずに、
――HEATHさん逝去への疑問❷――葬儀が13日後でも行われていなかった不可解
――下記の検証は、一部sakuraさんのご意見も反映しています――
2022年11月5日に亡くなったYOSHIさんの葬儀・告別式は、9日後の14日でした。
9日間も引き延ばされたのは、11日に行われたTHE LAST ROCKSATARSの結成会見と、YOSHIKIさんの葬儀参列のスケジュール調整の為に、「引き延ばされたのか?」という疑惑・批判がありました。
同様にHEATHさんの葬儀も引き延ばされましたが、同じようなケースが2つもあれば、当然、双方が同じ理由である可能性は高まります。
ともに、YOSHIKIさんによる支配があったのでしょう。
私の疑問
— tweeting (@poepoe7979) December 14, 2022
YOSHI君の事故死から葬儀まで9日間あったけど、その間にTLRSの発表あったのは偶然❓
てっきり身内で葬儀していたと思ってた
待たせたの?
考えたくないけど疑い持ってしまう
あなたの悲しみのエンタメに使ってないよね?
たまたまだよね?
HEATHさんが10月29日に亡くなったことは秘匿され、9日後にスクープ報道が出ましたが、YOSHIKIさんの恒例パフォーマンスに思える「発表の予告の予告&発表延期」によって、更に公式発表は13日後まで引き延ばされました。
YOSHIKIさんは、10月末にはHEATHさんの死を知っていたので、今更心の準備など必要なかった筈です。
追悼文や逝去の公式発表文など、9日間もあれば、とっくに作成していたでしょう。
また、スクープがあっても無くても、お別れ会開催の計画は進めていたでしょう。
一体、親族と何を話し合うのでしょうか?
「調整」とは何なのでしょうか?
何かの策略を巡らす必要でもあったのでしょうか?
11月8日➡「今、自分はNYにいます。 親族の意思とは別に、メンバーのことが 一部、報道が出てしまったようです。親族の方々と順を追って、これまでのこと、これからのこと、を話し合っているところです。少し時間をください。 自分の気持ちは、それを終えたのちに話します。#YOSHIKI #XJAPAN #HEATH 」
11月9日➡「先ほどNYよりLA戻りました。 日本時間の明日中に、XJAPANとしての公式な発表をする予定です。#YOSHIKI #XJAPAN #HEATH」
11月10日➡「X JAPANとしての公式発表ですが、 予定より調整に時間がかかっています。 あと24時間、時間をください。#YOSHIKI #XJAPAN」
※ハッシュタグは常に「#YOSHIKI」が「#HEATHよりも上」にあり、なおかつ何故か11/10のポストには「#HEATH」がありません
11月11日➡HEATHサイドも含めて、ようやく逝去発表が出ましたが、その内容には疑問を感じずにはいられませんでした。
HEATHオフィシャルサイトには、こうあります。
「ご遺族の意向に沿い、葬儀後に皆様へのご報告を予定しておりましたが
一部メディアでの報道により、急遽予定から前倒す形でのお知らせとなりました。
葬儀につきましては、近親者のみにて執り行わせていただきます。
親族のみの家族葬となりますため
誠に勝手ながら、ご弔問ご香典ご供花などはご辞退申し上げます。
葬儀日程につきましても、非公表とさせていただきます。」
10月29日の死去から13日も経過しているのに葬儀は行われていないのです。
鳥山明さんも櫻井敦司さんも、公式が発表した時点で既に「近親者で/家族葬で」葬儀は終わっています。
そして、火葬も死後8日という遅さでした。
通常、遺体の冷蔵保存施設は、MAX7日間までという所が多いようですが、それ以上火葬を引き延ばすことは滅多にないケースと言っていいのでしょう。
葬儀をしないでいたのは、HEATHさんの死を世間に知られないようにする為と考えられますが、鳥山明さん/櫻井敦司さんの例でも分かるように、秘密裏に葬儀も火葬も執り行うことは十分可能です。
HEATHさんの場合は、火葬までも行わないで引き延ばしたのは、異常に感じます。
そこに遺族や関係者のどんな思いがあったというのでしょうか?
死の秘匿について、HEATHさんと、櫻井敦司さん/鳥山明さんのケースと異なる点は、櫻井敦司さんの場合は、コンサート中の急死だった為に、メンバー・マネージメント・コンサートの主要関係者の全てが知っていたことです。
鳥山明さんについても、日常的に出版社やプロダクション等と接する仕事柄で、入院中だったこともあり、関係者の一定数に把握されていたでしょう。
どちらも、葬儀の秘匿も執行も、多くの人知と労力を費やすことが出来たと考えられます。
HEATHさんの場合は闘病さえも隠され、死亡後に初めて、Toshlさん/YOSHIKIさん含めた最低限の人数に知らされました。
少人数と思われるHEATHさんの事務所単独では、お別れ会開催は困難だったかもしれず、「YOSHIKIさんにお別れ会を委任する」というHEATHさんの遺志は、そうした判断も勿論あったと思います。
お別れ会を委任するYOSHIKIさんへは配慮を余儀なくされ、葬儀についてもYOSHIKIさんの指示に従わざるを得ず、長期の秘匿はYOSHIKIさんの意向だったとすれば腑に落ちます。
しかし、葬儀も、火葬までも引き延ばし、いつまでも秘匿し続けようとしたのは何故でしょうか?
――HEATHさん逝去への疑問❸――YOSHIKIさんへの過剰に見える配慮の理由
紅白でYOSHIKIさんは、HEATHさんのクロスペンダントにそっくりなものを着けていましたが、これはHEATHさんのものではないとの検証があり(by ouzoさん)、YOSHIKIさんへは形見分けは無かったと推測されています。
ToshlさんPATAさんを始め、身近な人や親交の深かったミュージシャンの方々には形見が渡っていますので、HEATHさんの、YOSHIKIさんに対する親愛の情は薄かったと言えるのでしょう。
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❷に書いた11/8~11/10のTweetでは、YOSHIKIさんとHEATHさんの親族の間には、訃報の発表についての合意があったのが分かります。
半月以上も隠し続けようとしたのは、YOSHIKIさんの指示に従ったのだと推測されますが、それならば、
■YOSHIKIさんの「身内の不幸&喪服自撮り」を、遺族は非難しなかったのでしょうか?
■訴訟理由に「故人と遺族の感情」を使われたことについて、抗議はしていないのでしょうか?
ここで浮かんでくるのは、HEATHサイドのYOSHIKIさんへの過剰に見える配慮です。
▲HEATHさんがいつまでもX JAPANの再始動に固執し、目立ったソロ活動をせずにいたのは、リーダーの言葉を信用させられていたからだと思いますが、そこにYOSHIKIさんのカリスマ性だけでなく権力も感じます。
▲HEATHさんが出演を渋っていたと思えるYOSHIKI ch.への出演告知を、YOSHIKIさんの言動に合わせて、HEATHさんの公式サイトが後から日付を前倒し改竄した件でもYOSHIKIさんへの服従を感じさせられました。
▲最期となった去年8月の、YOSHIKIさんのディナーショーへの出演も、闘病で弱った体には相当きつかったと思います。
▲そして、HEATHさん訃報発表でのこの内容。
「お別れの会をHEATH本人がリーダーであるYOSHIKIさんに一任したいと語っていたことをご遺族を通じてYOSHIKIさんご本人にお伝えし、ご承諾頂いております。」
形見分けが無かった件も併せれば、YOSHIKIさんに対してはバンドリーダー/雇用者としての感情が大勢だったと推測され、「上下関係」「雇用者・被雇用者関係」が、逝去後の方針にも残ったということは十分考えられます。
HEATHさん死去の秘匿はYOSHIKIさんの要望であり、葬儀も火葬もしなかったのは、YOSHIKIさんによる安直な指示によるものか、或いは、YOSHIKIさんからの秘匿命令を守るという切迫感で、葬儀も火葬も延ばせるだけ延ばそうとした・・・こう考えれば辻褄が合うように感じます。
では、YOSHIKIさんが秘匿を望んだ理由とは?
(続きはFC2ブログに書きました)
――HEATHさん逝去への疑問❹――週刊誌のスクープを責める非論理性
YOSHIKIサイドは、小学館への提訴理由は名誉毀損だと言いながら、訴訟理由について、報酬未払報道への反論にとどまらず、こう述べています。
「HEATHの死去に際し「葬儀が終わるまで公表を控えてほしい」という遺族の意向を知った上で、その内容を「女性セブン」11月23日号において記事化したこと、そして「X JapanのリーダーでもあるYOSHIKIを攻撃する内容の記事」について、「故人及びそのご遺族の感情をも蔑ろにするものであり、もはや見逃せないものと判断しました」
しかし、YOSHIKIさんのスクープに対する糾弾は非論理的です。
❶故人と遺族の感情を、YOSHIKIへの謝罪・損害賠償対象にするのは無理があること
❷スクープに関する内容が、リーダーYOSHIKIを攻撃したとの主張も無理があること
❸YOSHIKIの「身内の不幸」発言&「喪服自撮り」PRが大きな話題になったことが、スクープの動機と見做せること
❹HEATH側から女性セブンに対し、秘匿要請があったとは思えないこと(下記)
スクープはジャーナリズムの根幹です。
女性セブンに秘匿を強要するのなら、他の全てのメディアや芸能ニュースサイトに、同様の要請をしていなくてはフェアではないでしょう。
一体、新聞社・週刊誌・芸能情報サイト・音楽情報サイトは幾つあるでしょうか?
主要メディアだけでも数え切れないほどです。
週刊女性PRIME(2023.11/9 )はこう指摘しています。
「『セブン』が記事を止めたとしても、(YOSHIKIの「身内の不幸」発言によって)遅かれ早かれ別媒体がHEATHさんに辿り着いた」
このことは同時に、主要メディアに対しても秘匿要請は無かったことを示しているのではないのでしょうか。
YOSHIKIさんの訴訟提起理由は、論理的正当性があるとは言えないということになります。
100歩譲って、HEATHさんサイドが報道各社に対し秘匿要請をしていて、それを破ったメディアがあったとしても、それをYOSHIKIという第三者が裁判で訴える大義があるのか疑問です。
このように、女性セブンのHEATHさん死去スクープについては、
▲名誉棄損とは関係が無い
▲YOSHIKIの「身内の不幸」発言が無ければ、スクープは出なかったとの非難がある
上記の指摘は、当然YOSHIKIさんも承知の上だと思います。
それなのに敢えてスクープを訴訟理由に掲げたのは、Toshlさんを中傷するこのFLASH記事に連動させる意図としか解釈はできません。
【無断で公表されたHEATHさん急逝、“最後の願い” は踏みにじられた! X JAPAN関係者は「“犯人” はほぼ特定できている」】Smart FLASH 2023/12/11
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この続き及び❷の推測はFC2ブログに書きました。
この記事の主旨でもあります。必ずご一読下さいますよう...
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