「痩せたい」には、必ず
「痩せたくない」がくっついています。
なぜなら、
本当に痩せたいと思っているなら、
もうすでに痩せ始めているはずだからです。
なので、
今は痩せたくないから痩せてない
という状態にあるということです。
なので、
「痩せたいのに痩せてられていない時」に
まず最初に向き合わないといけないことは、
「なぜ痩せたくないのか」
ってことなんですね。
で、それは、
「今はまだ痩せるための行動をしたくない」
という意図（意味）がある証拠なので、
その思考を生んだセルフイメージを突き詰めていくと、
必ず、
「まだ痩せるわけにはいかない
（痩せたら自分が困ることがある）」
というブレーキ（理由）が見つかるはずです。
自分が痩せられない状態のまま変わらないのは、
「痩せることを防いでいるのブレーキ」
が働いているからなので、
まずはその
「痩せることを防いていでいるブレーキ」
を取り除いてあげることが必要です。
（これを取り除かずに我慢して痩せたとしても、
怖さを埋めるためにリバウンドすることになります）
ただ、先に言いますが、
そのブレーキを外すためには「怖さ」が伴います。
なぜなら、
その「ブレーキ」をわざわざ掛けているのは
「ブレーキを離してしまったら嫌なことが起きる」
と思っているからなので、
それほどまでに怖いことが起きる
と思っているからこそ、
痩せないという行動を続けている
ということになるんですね。
で、その結果、
「怖い思いをするくらいだったら、
私は太ったままでいい」
という状態に無意識的になっているので、
「痩せようとしない」という選択を
選びたくて選んでいる
という状態です。
なので、
「太っていること」にはメリットがあり、
痩せてはいけない理由があるんです。
それは、
「痩せることが大変だから」
というような、
そんな安易な理由ではありません。
もっと深く、重たく、大きな
「痩せてしまったら絶対に嫌なことが起きる」
という、
恐怖があるからです。
無意識のブレーキは、
恐怖を感じていない人は踏まないものです。
自分ではまだ気付いていないかもしれませんが、
「痩せてしまった時に起きること」と
「痩せるための努力」を比べた時に、
「痩せてしまった時に起きること」の方が
嫌だからこそ、
「太ったままでいる」という選択を選びたくなっている
（痩せたくないという欲が生まれている）
ということなんですね。
で、結論を言うと、
太ってしまう理由に自分で気付けるのならば、
必要な時期が来たら、
そのうちに勝手に痩せ始めるので
太っていても大丈夫です。
もしくは、
太り続けていることに
苦痛を感じるようになってくるので
無意識的に（欲として）
「痩せてもいいか」
という感覚になってくるので、
ダイエットが勝手に進むようになります。
（ダイエットしてないのに体重が減る
という現象が起きることもあります）
まずもって、
その本音（痩せたくない）の理由と向き合わずに
ただ努力や我慢をして痩せたとしても、
いつか必ず
「痩せたくない」という気持ち
（本音）
に追い越されることになる
（リバウンドする）
か、
もしくは、
自己否定によって太りたい気持ちを
抹殺してなかったことにするので、
自己否定の悪影響によって
身体的に不健康になったりもします。
（その場しのぎを始めた瞬間だけは
健康的に見えるかもしれないけれど、
その我慢は健康的ではないため、
長続きすることはなく
不健康もしくは早死に向かっていくはずです）
痩せたい時にまず最初に向き合うべきことは、
痩せてはいけない理由です。
そしてそれは
「痩せるための努力が大変だから」
以外の理由です。
「だったら太っている方がマシ」
と感じるほどに
めちゃくちゃ怖くて、
マジで嫌で、
絶対に避けたい理由が眠っているはずなので、
ある意味、
食べたい気持ちを無理矢理我慢して、
歯を食いしばりながらトレーニングすることの方が
簡単だと言えるかもしれません。
いずれにせよ、自分の謎の答え（太る理由）は、
必ず自分の内側に眠っています。
その答えを見つけられるかどうかは、
自分が自分と向き合う覚悟があるかどうか
（100％を受け容れる覚悟があるかどうか）
で決まります。
まずは自分を知るところから始めていきましょう。
いつでも話しかけてね。
待ってます。
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人間には、
生きるため以外の食欲が別にあるんです。
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