今日も今日とて・・・。

釣りサボリ。

 

 

潮干狩りのアサリ!!
この食材を料理します。(笑)

フライパンにバター(高いのでバター風味のマーガリン)と料理酒。
強火で炒めます。

ある程度貝が開いたら。

潮コショウ、豆板醤、オイスターソース、ガーリックパウダー、パセリ粉。
皿に盛って完成!!

身が大きい!!!

豆板醤のピリ辛が最高!!

神味!!!
 
職場の同僚がまたしても!!

新みそきん♪

くれました!無料で!(笑)

有難き幸せ!!
前回のみそきん、まだ食べてなかったりする。
並べてみました。

デザインも少し違うね。
 

 

最近読んだ(Audibleで聞いた)本!
↓これね。

 

先日は、意識についての本を読んだけど、今度は知能。

 

そもそも知能ってなに?

知能の定義から曖昧らしい。

 

数学者・論理学者アラン・チューリングが登場する。

チューリング・テスト!

「機械が人間らしい受け答えをすれば、その機械には『知能がある』とみなす」

・・・大規模言語モデル(LLM)合格じゃん!

 

でも、LLMは、知能ではないよね。

 

ChatGPTに聞いてみた。

 

prompt「あなたには知能がありますか?」

 

ChatGPT「結論からいうと、私は『人間のような知能』は持っていません。ただし、特定のタスクにおいては「知的にふるまう」ように設計されています。」

 

自分で否定してますね。(笑)

 

著者の田口善弘は、物理学の非線形非平衡多自由度系に拘る。

かつて物理学者が非線形非平衡多自由度系を精力的に研究してた。

でも、結局実用的な価値を見出せなかった。

まぁ、当時のコンピュータの性能ではね。

 

しかし、LLMや画像生成AIは、非線形非平衡多自由度系。

 

2024年のノーベル物理学賞。

人工ニューラルネットワーク(ANN)による機械学習を可能にする基礎的な発明!

ジョン・ホップフィールドジェフリー・ヒントンに授与された。

 

なんと、ジョン・ホップフィールドジェフリー・ヒントンよりも10年以上前に、東京大学名誉教授の甘利俊一が深層学習やニューラルネットワークの研究を行っていたらしい。

 

それが悔しいらしい。。。

 

ノーベル物理学賞にAI研究って、ある意味すごいよね。

人工知能学会会長すら驚いているのだから。

 

人の脳のバグについても紹介。

所謂、錯視だね。

 

著者は、知能について「現実世界のシミュレーター」と考えている。

ただ、錯視に見られるように、脳は現実をありのままには認識していない。

 

前回の本の意識と今回の知能。

どちらも脳の機能がもたらす現象ではあるけど、根本的に違う気がする。

 

 

以前書いた短編小説。

生成AIに校閲してもらいました。

 

1980年代半ば、アメリカ東海岸ノースカロライナ州の河口域で、魚の大量死が相次いで報告されるようになった。原因は、渦鞭毛藻類に分類されるPfiesteria piscicida(フィエステリア・ピシシーダ)。1992年に報告された新種のプランクトンであった。

フィエステリア・ピシシーダの生態はいまだに完全には解明されておらず、報告した研究者によれば、環境に応じて24もの形態(ステージ)をとるとされる。

フィエステリア・ピシシーダは、環境に応じて姿を変える。
通常は、海底を漂うアメーバ型として活動しているが、鞭毛を使って泳ぐ無毒な遊走子型になることもあれば、殻に包まれたシスト型として休眠状態になることもある。

魚が近づかない限りは・・・。

フィエステリア・ピシシーダは魚の接近を察知すると、有毒な遊走子型に変容し、毒素を放出しながら魚に寄生し、毒素で魚を麻痺させたのち、アメーバ型へと再変化し捕食する。

また、シスト型のフィエステリア・ピシシーダは、極めて強靭で過酷な環境に耐えることができる。実験では35日間の乾燥や高濃度の酸・アルカリ・次亜塩素酸系漂白液でも生存可能であることが実証された。

ノースカロライナ州の河口域には、家庭排水や養豚場からの排水が流入し、淀みのある浅い海域では窒素やリンによる富栄養化が進んでいた。それが、フィエステリア・ピシシーダの藻類ブルーム(異常増殖)を引き起こし、大量の魚を死に追いやったと推測される。

この恐るべきプランクトンは、小説『腐海』(ジェームズ・ポーリック著)や『深海のYrr』(フランク・シェッツィング著)、ノンフィクション『川が死で満ちるとき―環境汚染が生んだ猛毒プランクトン』(ロドニー・バーカー著)などでも描かれている。

フィエステリア・ピシシーダの毒素は人間にも有害であり、一種の化学兵器に匹敵する。毒素を含んだ海水に直接含まれるだけでなく、エアロゾルや気化した空気にも含まれ、風に運ばれれば、集落規模の地域を汚染する危険性すらある。


この毒素は、腸・皮膚・目・鼻腔・咽喉に炎症を引き起こし、化膿性炎症をもたらす。さらに神経毒として、頭痛・吐き気・短期記憶障害までも伴う。

これらの病状の回復には、最低でも半年を要するという。

研究は進んでいるものの、毒素に対する有効な治療法はいまだ確立されておらず、被害を避ける唯一の手段は、フィエステリア・ピシシーダの生息域に近づかないことが推奨されているのみである。

実際に、フィエステリア・ピシシーダの研究者、ダイバーや漁師らが被害に遭っており、現在ではフィエステリア・ピシシーダの研究はバイオハザード・レベル3に該当し、防護服なしでは研究ができない。

海産毒素は、陸上の毒に比べて桁違いに強力である。
フグやソウシハギ、オニダルマオコゼ、アンボイナガイ、ハブクラゲ、ヒョウモンダコなど、

多くの海洋生物が猛毒を持つ。
 

また、渦鞭毛藻類が産生するシガトキシンは、小型魚から大型魚へと生物濃縮され、人間の食卓にまで到達し、シガテラ中毒を引き起こす原因となる。

現在では、シガテラ中毒は南方の海だけでなく、温暖化の影響で日本近海にも広がりつつある。

 

さらに、近年では貝毒発生を受け、潮干狩りが禁止される地域も珍しくない。これは、貝が毒を持つ珪藻類を摂取することで、生物濃縮によって毒を体内に蓄えるためである。
なかでも「ドウモイ酸」などの神経毒は、短期記憶の喪失や脳障害を引き起こし、場合によっては死に至ることもある。


では、フィエステリア・ピシシーダが日本に侵入する可能性は・・・?
考えられる経路は2つ。

第一に、船舶のバラスト水。アメリカから日本へ向かう貨物船のバラストタンクに、シスト型のフィエステリア・ピシシーダが紛れ込む可能性である。現在は「船舶バラスト水及び沈殿物の制御及び管理のための国際条約」により、外洋でのバラスト水の交換が義務化されているが、リスクは依然として排除しきれない。

第二に、シスト型のフィエステリア・ピシシーダは乾燥にも耐えるため、アメリカからロシア、そして日本へと、渡り鳥の羽毛や足部に付着した状態で運ばれてくる可能性である。

実際、2020年9月、ロシアのカムチャッカ半島で渦鞭毛藻類によると思われる魚の大量死が確認された。ある海域では海底生物の95%が死滅し、魚のみならず、ゴマフアザラシや地元のサーファーにも被害が及んだ。翌10月には、カムチャッカ半島の西海岸でも魚の大量死と、それを食べたヒグマの食中毒が報告されている。

フィエステリア・ピシシーダはベーリング海峡を越えてしまったのだ。

やがて、カムチャッカ半島から飛来する渡り鳥を介して伊勢湾奥の藤前干潟へと、シスト型のフィエステリア・ピシシーダが運ばれる。

 

家庭、養鶏場、養豚場の排水が流れ込む伊勢湾北部の河口は、窒素・リンなど富栄養化状態にあり、プランクトンの大量発生がおきやすい環境である。

新たな環境と豊富な獲物により、フィエステリア・ピシシーダはシスト型から遊走子型に変容し、活発な活動を始めた。
 

やがて、その中から移動性と毒性をさらに高めた変異種「フィエステリア・スワローテイル」が誕生する。

新種フィエステリア・スワローテイルは、伊勢湾北部の特定河口域に移動後、対数的に増殖し、巨大なコロニーを形成した。これは、藻類ブルーム発生の兆候である。

台風の接近で南からの強い潮風が吹く真夏の夜、ひとりの釣り人が、日常の喧噪を避けて当該河口に赴いた。
・・・・・・彼は知らない。
眼前の水面下に、人間の感覚では捉えきれない、危険な微生物が潜んでいることを。

 

 

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