ちょっとね。

 

書くことが多くなりすぎて、2回に分けました。

 

つづき♪

 
潮干狩りで、ゲットしたアカニシ。
先ずは、蒸しました。

蓋を開けた瞬間、凄まじい磯野香!

少し冷ましてから、1つ1つ身を取り出す。

貝の蓋と泥、そして肝を取る。
サザエの肝は大好きだけど、以前アカニシの肝を食べて、舌がピリピリしたことがあってね。

 
ヌメリや汚れも落として水切り。

もうこの段階で、サザエと変わらんよね♪
 
フライパンにバターをひいて。

高火力で一気に炒めます。

味付けは、塩コショウだけ!!

完成!!!
アカニシのバター炒め♪
 
これ、ヤバイ!!!
ほら、昔のサザエのつぼ焼きの缶詰。

 

この貝(トップシェル)とほぼ同じのアカニシ。

美味いぞ!!神味!!!

男塾も奪い合って食べていた。

過去一美味い貝だと思う。

 

せっかくなので、アサリも♪

バターと酒、塩コショウ♪

身も大きくて、美味いよ!
 
ただ、アカニシの味が衝撃的過ぎて。。。
間違いなく、アサリよりアカニシの方が美味かった。
 
 
 

最近読んだ(Audibleで聞いた)本!
↓これね。

 

平成3年9月27日に上陸した台風19号。

所謂、「りんご台風」

当時のニュースで、この人を見た覚えがある。

記憶違いかもしれないけど。。。

 

この本は、これまで出会った本の中で、間違いなく1等賞だったよ。

 

いまさら?って人もいると思いますが、知らなかったのよ。

 

 

もうね、涙が出るんだよ。

毎晩、公園をウォーキングしてるけど、泣きながら歩いたわ!

 

偶然、本屋の棚から落としてしまい、傷を付けたので買い取った本。

 

無農薬のみかん栽培の本。

 

この本をきっかけに、この人(木村さん)の運命が変わる。

ちょっと話が出来過ぎかな。

 

りんご農家の木村さんが、りんごの無農薬栽培に挑戦する実話。

映画化もしてたんだね。

 

木村秋則・・・結構、本もあるみたい。

 

 

絶対に不可能とされていたりんごの無農薬栽培。

 

周囲から、馬鹿にされ、蔑まれ、それでもあきらめきれずに挑戦する。

「竈消し」って、最上級の悪口なんだと。


様々な方法で、無農薬栽培に挑戦するけど成果が出ない。

それどころか、りんご畑は、荒れていき、りんごの木は枯れかけ。

また、木村さんの家族も収入が無くなり、困窮する。

毎晩、倉庫のりんご箱に座り、悩み続ける木村さん。

りんごの木に、「死なないでください」とお願いする始末。

実際は、いくつかの木が枯れてしまうのだけど。

 

りんごの無農薬栽培に挑戦し続けて、ついには万策尽きる。

自殺をするため、岩木山に登り、そこで首を吊る木を見つける。

枝にロープを投げると、そのロープが滑って飛んでいき。

ロープを拾いに行った先で、青々としたりんごの木を見つける。

実際はどんぐりの木だけど。

 

すごいね。ここで木村さんは悟りを得るんだけど。

ちょっと話が出来過ぎかな。

 

木村さんが酔っ払ったときにする話。

宇宙人に誘拐されて宇宙船に乗せられる話。

心理学者のユングまで登場するよ。(笑)

 

現代農法が、農薬や肥料に頼る形は、仕方ないのだろうけど。

この本では、そこから人類の未来に話が飛躍していく。

 

そもそも、現代のりんごの木が病気や害虫に弱いのは何故か?

現代の子ども達が免疫系疾患に罹りやすいのは何故か?

 

平成3年に襲来した「りんご台風」では、青森県のりんご畑は、壊滅的な被害を被った。

ところが、木村さんの奇跡のりんご畑は、8割の収穫があり、軽微な被害であった。

強いりんごの木になっていたんだね。

 

奇跡のりんごの真実は、木の根にある。

長くて丈夫な根。

通常のりんごの木の根は数メートル。

木村さんのりんごの木は20メートルにもなる。

微生物の多い葉は、農薬を必要としない。

微生物の多い土は、化学肥料や有機肥料を必要としない。

逆に、少ない栄養を求めて、長く強い根を張る。

 

現代の運動をしない子ども達に、栄養を与えすぎてはいないだろうか?

無菌状態にしていないだろうか?

虫や微生物のいない環境に住まわせてはいないだろうか?

自然治癒力を阻害する薬物を安易に与えていないだろうか?

 

ものすごく考えさせられる本だと思うよ。

カチッと心にはまるパズルの部品のような本だと思った。



大規模農法をしたアメリカやロシアの土地も、砂漠化が進行している。

過去に文明が繁栄した場所は、今砂漠化が進行している。

ジョニーの好きな映画インターステラーでも、砂漠化が進行し、砂嵐で地球環境が崩壊している。

害虫や病気、災害に弱い現代農法に対して、木村さんのりんごの無農薬栽培法は、自然との調和。

土を育て、自然の状態にする。

砂漠化を防ぐ小さな小さな試みかも知れない。

 

以前、ノアの箱舟の話をブログに書きました。

人々から「洪水は絶対に来ない」と馬鹿にされても、箱舟を作り続けたノア。

人々から「絶対に成功しない」と馬鹿にされた木村さんのりんご畑は、現代の箱舟かも知れない。


 

気付けば、壮大な話に引き込まれていた。

 

この本は、子ども達を育成する人に絶対読んでもらいたい。

特に、子を持つ親は、考えさせられる内容だと思う。

 

 

近年、花粉症が爆発的に猛威を振るうようになった。

コロナ・インフルエンザ・マイコプラズマ・・・感染症の話もあたり前。

 

コロナ禍でマスクを付け毎日を過ごしたことで、一時的な無菌状態となり免疫力が低下したのでは?

ウィルスを駆逐する微生物や人の免疫システムに、これまでの自然環境とは違う「何か」が潜んでいる気がする。

 

そう、人類は脆弱になっているんだと思う。

 

 

蛇足

エピローグで、木村さんが「死なないでください」とお願いしなかった木。

それが枯れた木なんだって。

ちょっと話が出来過ぎかな。

 

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