弱点を消すか、消さずにいくか | 優勝賞金8億オーバー!ポーカーで稼ぐためのブログ

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世界で最も人気の高いポーカーゲーム「テキサスホールデム」について紹介するブログです

これはテキサスホールデムという競技を知ってから

まだ数日しか経っていないド新人さん向けの話ではなく、

ある程度基本的な打ち方を理解しつつも

それでもまだ勝てないという人向けの話なので

このタイミングで書くべきか少し悩んだんですが、

もともと地雷手札の記事の続きとして考えていたものなので

このまま書いてしまうことにします。

ド新人さん達はこの記事を読んで勘違いしちゃうと困るので

ルールとか戦略とかの記事でも読んでてください。



前回の記事で、成績が悪い手札が何であるかわかれば

自分のスタイルと弱点が導き出せるため、

それを改めることでレベルアップを図ることができる、と書きましたが

(というかそんなことしなくてもトラッカーに出た異常値を

直そうと働きかけることで自然とレベルアップはできるんですが)、

本当にそんなことやる必要あるんだろうかと

疑問に思うことも結構ありまして。



どういうことかといいますと、

例えば僕みたいに資金管理がなってなかったり

BBにいる時にレイトポジションやSBからレイズされるだけで

すぐブチ切れちゃうような

そもそもの性格がポーカーに向いていないという人の場合、

たとえ自分の弱点を把握していたとしても

それを改めるためには多大な労力を費やすことになります。

時間もかかりますし

直しきるまでに相当な額のお金も使うことになるでしょうし

やってる最中にかなりのストレスもかかってしまう。

で、儲け話というのは一般的には

参入者が増えていくにつれて稼げなくなっていくものですから、

弱点を消すために時間がかかればかかるほど

かけたお金を回収するのが困難になっていくわけですね。

自分が世界トップクラスのポーカープレイヤーになりたい

とかいうんでしたらまあ弱点はないに越したことはないんですけど、

そうでなくて単にお金を稼ぎたいというだけなのであれば

時間もお金もかけて弱点を消しにいくのではなくて

その弱点を抱えたまま今の状態でも勝てる場所を探しにいく、

ということをやったほうが

最終的に稼ぐことのできる金額が多くなる

という可能性もあるんじゃないかな、と。



実際、僕はキャッシュゲームに関しては

どれだけ低いレートでも勝つことができないというほど

超弱いプレイヤーです。

もうちょっと詳しく言うと

普通にプレーしているうちは勝てるんですけど

何かあるとすぐブチ切れて全額突っ込んで負ける

ということをもう何年も繰り返しているといった感じなんですけれども

(ここ数年はもうキャッシュゲームを打ってませんが)。

で、キャッシュゲーム基準で考えた場合

もうこれ以下はないというほどに超弱いプレイヤーである僕なんですが、

それでもトーナメントの成績は

5桁ドルほどプラスだったりします

延々と続くキャッシュゲームではなく

終わりのあるトーナメントであれば、

この厄介な弱点を抱えたまま突っ込んでも

充分結果を残せるんですね。



↑これはあくまで僕の話なので

これと同じことが他の方全員に通用するとは思っていませんが、

ただ、弱点を消すためにかかる時間とお金、

そしてそれを回収するための労力を考えた場合、

人によっては弱点を消しにいかないほうがプラスになる

ということもあるんじゃないかと思います。

ポーカープレイヤーの視点で見れば

僕のやり方は逃げなので

あまり褒められたものではないんでしょうけれども、

ポーカーというものを

あくまでお金を稼ぐためのひとつの手段として考えた場合は

こういったやり方もアリだと思うので、

ひとつの考え方としてこういった方法もあるんだということを

頭に入れておけば結構気楽になれるんじゃないかと思います。