昨日の サルサベルデ の材料(トマティーヨ、ハラペーニョ、玉ねぎ)と一緒に、ついでにローストしておいた赤パプリカを使って、今日は サルサロメスコ (ロメスコソース)を作りました。
Romesco (ロメスコ/ルメスク)とは、スペインのカタルーニャ州タラゴナ県バル発祥のトマトベースのソースで、その地方の漁師さんたちがお魚を食べるために作ったソースです。
一般的には、ローストしたトマトとニンニク、トーストしたアーモンド(または松の実、ヘーゼルナッツ)、オリーブ油(またはヒマワリ油)、パプリカ(ベルペッパー)を含む唐辛子などを混ぜて作り、小麦粉または固くなったパンを砕いてとろみをつけます。
シェリービネガーや赤ワインビネガー、玉ねぎもよく使われるそうです。
昨日ローストしておいた赤パプリカは、皮を剥いてヘタと種を取り除き、レッドワインビネガーを少し垂らして冷蔵保存しておきました。
昨日も書きましたがスーパーでニンニクが売り切れだったので、今回はガーリックパウダーを使いましたよ。
あとは、パプリカパウダー少しと、オリーブ油、レッドワインビネガーと...
アーモンドスライス、鷹の爪、トマト、紫玉ねぎ、食パン。
トマトも一緒にローストしておけば良かったな。
玉ねぎはローストしたのですが、フロリダマンが食べちゃったんですよ。笑
アーモンドスライスとガーリックパウダーの香りを引き立たせるために、フライパンで焦げないように軽くトースト。
そして材料を全部投入して...
ブレンダーで一発です!
ブレンダーの蓋はちゃんと抑えてやったのですが、蓋を開けたら最後にパフンって底の方から大きな泡が弾けて、危うく目に入るところでした。
気を取り直して...
サルサロメスコ、出来上がり~!!
赤パプリカとトマトの甘みと、アーモンドとニンニクのコクとレッドワインビネガーの程よい酸味と、食パンのとろみと鷹の爪のキックと玉ねぎの辛みとが合わさって全体的にマイルドなのですが、これは白身魚にとてもよく合うソースです。
お魚だけでなく、お肉や野菜にも。 ディップとしても、ドレッシングとしても使える万能ソースです。
昨日の サルサベルデ と普通の サルサ 合わせて、念願だった3色サルサをおうちで作りました~!! Yay!
ロメスコはスペイン料理で、普通のサルサとサルサベルデはメキシコ料理ですが、メキシコはスペインの植民地だったので食文化も多大なる影響を受けていて、それぞれの具材のお味が喧嘩しないところが素晴らしいと思います。
向こう数日間は、トルティーヤチップスのお供にタッケリアごっこを楽しんで、ブレックフアストブリトーやケサディーヤにつけたり、グリルしたお魚やお肉や野菜にかけたりしてこの味変を存分に楽しみたいと思います♪