トマティーヨを育ててサルサベルデを作る | Aquamarine

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フロリダ★Nature's Wonder

家庭菜園用のドリップ・イリゲーション (点滴灌漑) を導入したので、キュウリ と共に トマティーヨ も順調に育っています。

 

トマティーヨの花

 

トマティーヨ (Tomatillo) は、中米とメキシコ原産のナス科の植物。

 

主にメキシコのイダルゴ州とモレロス州、グアテマラの高地で栽培され、"Miltomate" とも呼ばれています。

 

アメリカでは1863年から栽培されており、"Mexican husk tomato" "Jumbo husk tomato" "Mayan husk tomato" "Jamberry" など各地で様々な名前がつけられ、バハマ諸島、プエルトリコ、ジャマイカ、フロリダにも流通していて、20世紀半ばには、インド、オーストラリア、南アフリカとケニヤにも輸出され始めたそうです。

 

多年生植物ですが、一般的な農業では毎年栽培されているようなので、うちも毎年栽培しようかな。

 

 

トマティーヨ収穫!!ルンルン

 

 

ライターよりも小さいですが、去年はミニトマトぐらいの小さいサイズのものしか育たなかったので、今年は幾つかトマトぐらいの大きさに育ってくれて感激!!音符 

 

 

では、メキシコ料理には欠かせない サルサベルデ (Salsa verde) を作ります。

 

salsa = sauce = ソース

verde = green = グリーン

 

 

数日おいてちょっと追熟させてからオーブンでローストしました。

 

赤パプリカと玉ねぎ2つは後で別の料理に使いますが、光熱費を節約するために一緒にローストしましたよ。

 

 

こちらがサルサベルデの材料で、このぐらいの量のトマティーヨに対し、ハラペーニョ2本、玉ねぎ1個、ニンニク2片。 後で香草、ライム汁、水、塩を足します。

 

本当はもっとニンニクを入れたかったのですが、スーパーでニンニクが売り切れだったので、冷蔵庫にあった残り少ないニンニクを。

 

 ニンニクが売り切れだなんて初めてですよ! まぁ微塵切りの瓶やガーリックパウダーは売っているので何とかなりますが、やっぱりフレッシュなニンニクがないと少し慌てちゃいますわ。

 

 

ハラペーニョのヘタと種を取り除いて、シラントロ(香草)半束分、ライム1個分の搾り汁、水1カップ、塩少々を加えて全ての材料をブレンダーに入れます。

 

 

行きますよ~!

 

 

ガラガラガラガラガラガラガラガラ 

 

このブレンダーはアンティークものなので、結構うるさいです。

 

 

あら、いい感じ。

 

 

まだ少し熱いのですが、ライムとシラントロと全部の具が混ぜ合わさったすんごく爽やかな良い香り!!グリーンハーツ

 

 

サルサベルデの完成です!!キラキラ

 

トルティーヤチップスにつけて食べたり、タコス、ケサディーヤ、ファヒータ、ブリトーだけでなくメキシコ料理やラテンアメリカ系の料理なら何にでも合う万能ソースです。ハート

 

まだ熱いうちはハラペーニョの辛さがちょっと強すぎて、2本ではなく1本にしておけばよかったとちょっと焦りましたが、冷蔵庫で冷やしたらどういうわけだか辛さがマイルドになってちょうど良かったです。

(辛いのが苦手な方は1本にしておいた方がいいと思います。)

 

 

ナス科の植物はだいたいお花が下を向いて咲くので、写真を撮るのが難しいですね。

 

ちなみにトマティーヨの和名は、オオブドウホオズキ だそうです。