飛び飛びになってしまっていますが、イタキス話の第4弾でございます。

 

イタズラなkissの登場人物で欠かせないのがやっぱり入江家、相原家の家族ですね。

同じく韓国・台湾・日本で比べてみたいと思います。

 

【入江 紀子】(入江家のママ)

紀子ママですね。入江直樹を生んだ母でございます。スタイルもいい、頭もいい、品もある。でも、女の子がほしかったという思いから、息子を女装させて育てたというちょっと偏った愛情表現をしたため、人を信じられない冷血漢の入江直樹が誕生したわけです。でも、もともとはものすごく愛情深い母。女の子がほしかっただけあって、琴子を実の娘のようにかわいがり、誰もがうらやむような嫁・姑の関係になる。趣味は息子たちの隠し撮りをすること。なんだかんだ言って紀子ママの見立てに間違いはない。

 

「ピンクハウス」のフリフリドレスを着こなし、やさしさとかわいらしさが強い元祖入江ママ

【日本版】浅田美代子さん

初代の入江ママは浅田美代子さんでした。かなり若いころですよね。80年代を代表するフリフリドレスの「ピンクハウス」の衣装を着るママでした。原作の紀子ママほど押しが強いタイプではなく、息子たちを見守る乙女チックな優しいママと言う感じでした。ちなみに、原作は「紀子」さんですが、このドラマの入江ママの名前は「真知子」さんだそうです。

 

かわいらしさ№1。原作よりもずっと若見える入江ママ。

【韓国版】チョン・ヘヨンさん

韓国版の入江ママも浅田美代子さんのような感じでかわいらしくて控えめでした。こんな大きな息子2人も生んだとは思えないほど若々しい(笑)

高校時代の体育祭の時、F組に入江ママがピザを差し入れてくれた時、ハニ(琴子)がスンジョ(直樹)に「本当のお母さんが来てくれたみたいですごくうれしかった!」と話しているのを陰で聞いていて、こっそり喜ぶシーンが好きでした。原作のママなら飛び出して行って琴子ちゃんを抱きしめちゃうだろうけど、この紀子ママは違うんですよね。ちゃんと琴子ちゃんの想いを受け止めてかみしめるんです。ハニとスンジョを優しく見守る感じがすごくステキでした。

 

強引さはまさに原作紀子ママ。ちょっぴり天然な感じがほののん琴子と相性ピッタリ。

【日本版】西村知美さん

私の中で西村さんと言えば「元祖天然アイドル」と言うイメージでしたが、もうすっかりママ役が板についていました。入江ママと言えば、強引さと空気読めない感。その二つを西村さん独特のふわっとした雰囲気で憎めない感じの入江ママになっています。ほののん@琴子との掛け合いもお互いにふわふわしていていい雰囲気です。
 
原作以上に「琴子ちゃん大好き!」な入江ママ。サバサバ感が見ていて気持ちいい。
【台湾版】シンディー・チャオ
個人的には原作に一番近い入江ママじゃないかと思います。サバサバテキパキと何でもこなす。テキパキしずぎて息子の人生までもどんどん決めていっちゃう猪突猛進型。そんなところが原作の入江ママに似ていると思います。
こんな感じなので、直樹とのぶつかり合いも一番激しい。でも、どんなに息子が怒っても全然めげない母。
そして、何よりも琴子ちゃん大好き。あのおバカ度№1のアリエル@琴子を心から愛して止まないのですから、彼女の器の大きさは計り知れないです。
離島の病院に就職し、直樹と離れ離れに暮らすことになった琴子が直樹に連絡が取れないと落ち込んでいた時、すでに留守電が満杯になるくらい電話をしているにもかかわらず、「100回でも200回でもいいから電話をしなさい!」とどんどん琴子の背中を押す感じがカッコいいんですよね。個人的には一番好きな入江ママです。
 
 
こうやって見ると、押しが強いのは断トツで台湾版の紀子ママですかね。でも、日本版の西村知美さんの紀子ママも相原家が一度入江家を出ようとして不動産の手違いで引っ越しできなかった時に、そのあと琴子パパが部屋探しをしても借りられないように不動産業者に裏から手を回すという…(笑)なかなかのやり手だったりもします。いずれにしても琴子と直樹のカップル誕生には紀子ママの押しの強さが必要不可欠と言うことですね。