タイトルだけ見たら、何の話?って感じですよね。

韓国ドラマ「匂いを見る少女」

 

 

またまたユチョン君主演の作品ですね。彼の入隊前最後の作品となりました。原作は同タイトルのwebマンガなのですが、脚本を手掛けているのが「屋根部屋のプリンス」を手掛けたイ・ヒミョン氏。
そして演出は「野獣の美女コンシム」のぺク・スチャン氏。ラブコメ王道のキュンどころ満載。同時進行にサスペンスも気にかかる。一度見ると続きが気になって仕方がない作品です。
 
【あらすじ】
お笑い芸人志望のオ・チョリムは、劇団で下働きをしながらデビューを夢見る明るい女の子。彼女は、3年前の交通事故で記憶を失った代わりに、“匂いが見える”という不思議な能力を身につけていた。一方、痛覚、味覚、嗅覚を失った“無感覚症”の警察官チェ・ムガクは、妹を殺した犯人を捕まえようと奔走していた。強情で無愛想、手柄を取るためならどんな現場にも首を突っ込むムガクは、警察署内でも有名な変わり者。ひょんなことから出会った2人は、「漫才」と「捜査」に協力し合うことを条件に、パートナーを組むことに! 人には言えない秘密を抱えたチョリムとムガクは、次第に惹かれ合っていくが…。(公式HPより)
 
【キャスト】
チェ・ムガク役/パク・ユチョン
最愛の妹を殺され、その真相を自ら暴くために水族館の職員から警察官になる。妹を失ったショックから痛みや味、匂いを感じる事が出来ない無痛症になってしまう。匂いが見えるというチョリムとの出会いからチョリムの能力をヒントに様々な事件を解決していく。表情の起伏があまりないので、一見何を考えているかわからないが、本来はお笑いのセンスもあるユーモラスで素直な性格。好きな人の前でだけは表情も、愛情表現も豊か。捜査に入るととことん突っ走るが、疲れると電池が切れるように眠る癖がある。
 
またまたユチョン君の登場ですね。無痛症という設定もはじめはん?って思ったのですが、彼が無痛症だからこそ、匂いの見えるチョリムとお互いに離れられない存在になるんですよね。「屋根部屋のプリンス」では表情豊かな彼でしたが、今回はあまり表情の起伏がありません。でも、チョリムの前ではすごくいい笑顔をするんですよね。そんなところにキュンときます。
 
個人的には、チョリムとの漫才コンビはかなり面白い(笑)と思いました。
 
オ・チョリム役/シン・セギョン
交通事故で記憶を失い、両親を亡くしたことも、自分がなぜ匂いが見えるようになったのかも覚えていない彼女。実の父と思っている養父と二人暮らし。お笑い芸人になるのが夢で、劇団で活動しているが一向に人気も出ず下働きの毎日。ムガクと知り合い、見える匂いを頼りに捜査に協力。それと引き換えに、漫才コンビの相方をしてほしいとムガクに願い出る。いつも明るく前向きで、好奇心旺盛なのでトラブルに巻き込まれることもしばしば。自分のお笑いセンスはかなり上級クラスだと思っている。
 
彼女を見たのはこの作品が初めてです。事故以前の記憶がないことにモヤモヤしながらも、自分の夢に向かって一生懸命な感じがかわいらしいです。笑いのセンスは…いまいちですが…。
 
個人的には、最初見たとき、北川景子さんに似てるなぁと思いました。目力かなりありますよね?
 
 
クォン・ジェヒ役/ナムグン・ミン
イケメンで人気のカリスマシェフ。TV出演の傍ら、レストランも経営する。優しい物腰と笑顔で、彼のレストランでアルバイトをするチョリムも気を許しがちだが、時々冷酷な表情を見せることがある。実は人の顔を覚えられない相貌失認(いわゆる失顔症)でもある。
 
 
今回は「野獣の美女コンシム」とも「抱きしめたい~ロマンスが必要~」とも全然違う役柄を演じています。一見いい人そうですが、この元祖癒し系の笑顔が今回はすごく怖く感じます。こんな風に全く違う役柄を演じられるってすごいですよね。
 
個人的には、「野獣の美女コンシム」と見比べていただきたいです。
 
【相関図】
 
この他にも、チョリムの劇団のメンバーや、ムガクが所属する捜査チームの面々など個性的なキャラクターが登場します。面白いのは、そんな個性的なキャラクターの私生活を、チョリムが見える匂いで暴露していく場面。匂いが見えるって結構便利かも!?って思っちゃいました。
 
無痛症、匂いが見える、失顔症といろんな症状の人たちが出てくるのですが、それがストーリーにちゃんと絡んでくるところが面白いです。チョリムとムガクの惹かれていく過程にキュンキュンしながらも、同時進行で過去の殺人事件の犯人捜査で登場人物がつながっていくという展開も見どころです。
 

 

 

 

ここからはネタバレあり~これからご覧になる方は読まないでね~

【おすすめポイント&感想】

 
今回のおすすめポイントは二人の漫才シーン。
 
普段は無表情のムガクが、漫才をやり始めるとものすごく生き生きと表現するので、そのギャップが笑えます。
 
 
あとは、このシーン。

「宮」のワンシーンを思い出したのは私だけ?

ゴム手袋の色までかぶってる気がします。

 

 

そしてやっぱり最後はキスシーン。

キスの前に、ムガクがチョリムの手をつかんで引き寄せるんですが、その引き寄せにキュンとくるんですよね~。

ユチョン君のキスシーンは美しいなぁっていつも思います。

 

後は、何といってもクォンシェフのサイコパス加減がハンパない。

同情しようにも理解しがたい感じなので、かなり怖いです。

 

 

そしてユチョン君、は必ず最後は嫁にもらうのね。

なんだかんだ言っても、最後はハッピーエンドなのでよかったかな。