以前のこの記事からの続きみたいなものです。
とりあえずMSXネタなのでBGMはコレ推奨でw
皆さんMSXという名前をご存じだろうか? 俺の記事の読者層にはほぼ居ないと思えるが、パソコンに詳しい方ならもうピンと来るだろう。MSXとは1983年にマイクロソフトとアスキーにによって提唱された8bit機のパソコンの共通規格として誕生したものなのだ。
俺の人生に多大な影響を与えたもの、それがMSXパソコンなのだ。MSXとの出会いが無ければ今ここにこうして存在していない。まったく別の業種に就いていただろう。
なんせMSXパソコンを使ってたのは13歳のころだからなぁ、もうMSX歴は37年越えてますねw
ハードの性能とかそういう話は今回は抜きにする。それはまた別の機械があれば…で。
そのMSXパソコンの中でも終焉を迎えるころの機種、MSX TurboR A1ST改造機を押し入れから出してきた。本当はMSX2機のSONY HB-F900も押し入れに眠っているのだがそれはちょっと出すのが面倒なので放置w いつか置き場所が出来たら…。
今回はそのMSX復活の儀のギャラリーとして記事展開します。
まあその前にポム閣下に登場してもらいましょうw
では、これがMSX TurboR パナソニック製のA1STだ。だが何か違うだろ?
そう、これは試作13号機なのだ。ガワはA1STではあるのだが実はこれ、A1GTの試作機なのだ。A1GTはMIDI端子を搭載し、MIDI音源を制御できるようになったハードで実質MSX最後のハードとなる。なぜこんなものを俺が持っているのか…というのはまあナイショw そういうスジと繋がってたからですよw
ちなみにBEEP秋葉原店でもこの開発機が展示されていた。もちろん非売品である。
そして俺が保有しているROMカートリッジも全部公開します。フロッピーのゲームは割愛します。なぜならこのMSXのフロッピードライブはもう故障しているので読み込めないんです。おそらくベルトゴムの劣化だろうとは思うけど、フロッピー物はもうエミュレーターで動かせばいいやって思ってるので直す気もとくにありません。
ゲームのROMカートリッジは64本。
MSX2版の「怒」。これはアーケードゲームでSNKが出してた「怒」のMSX2移植版です。
よくもまあ無茶移植したもんだなぁw でもこの一生懸命がんばって移植した感は好きです。
今でこそプレステ版でかなりメジャーになり有名な「メタルギア」シリーズですが、これは本当はMSX2が全ての始まりなんですよ。これ無くしてメタルギアは語れません。あの小島秀夫監督のデビュー作品ですよ!!これを俺は高校生のころ発売してすぐゲットし遊んでました^^
これが初代メタルギア
そしてこれがメタルギア2ソリッドスネーク
当時はキャラ顔が今のメタルギアのようにまだ設定が決まってなかったのでどこかの映画で見たような俳優の顔がwww でもこれがいいんですよ。これぞ原初のメタルギア!
さあ、あとはテキトーに進行だw
T&Eソフト…ゲーム業界を受けるときに最初に行こうと思ってた会社でした。理由は単純、MSXでシューティングゲームを作っていたから。でもある事がきっかけでそこは受けずに別の所を受けることに…そして現在に至る。
すごいゴチャってるけど、あくまでも一時的ですからねw ある程度の動作確認が取れれば一部のハードを残してまた押し入れに退却しますからw
この手前にあるゲーセンっぽいジョイスティックももう35年以上のシロモノですがまだ現役。
あ、これは関係ないですよw 知人からもらった夏目友人帳のキャラ、「にゃんこ先生」のぬいぐるみです。なんとなくくーたろうのかわりに座布団に座らせてます(*´ω`*)
締めはまたポム閣下に仕事してもらいましょうw
MSXはまだまだ不滅ですよ!!チップチューンの世界はアツイのだ!!
追記分
ちょっとコメントで音源の話題がでて撮り忘れてたのを思い出したので追加撮影しました。
MIDIサウルスです。これをカートリッジスロットに差し込んで、MIDI音源とつなげばMIDI音源対応のゲームはその音源で曲が鳴ります。
保管状態が悪かったようで、ビニールか何かが接触していたのだろう。プラスチック部分が溶解していました(^▽^;) でも外装の一部だからなんともないぜ!www
KONAMIが出した波形メモリ音源「SCCカートリッジ」です。SCCの音は良いんだよねぇ♪ この記事のBGMにしてるメタルギア2ソリッドスネークはゲームのROMカートリッジ内部にこのSCC音源を搭載しています。
これはSNATCHERを買うと同梱されている音源カートリッジです。
そしてこれはPSG音源しかなかったMSXにもついにFM音源が!!これはFM音源を内蔵していないMSXに差し込むことでMMLが拡張されFM音源でミュージックプログラムが組めるようになります。MSX TurboRからは標準でFM音源が搭載されたのでこのカートリッジを使う必要はなくなります。
だがしかしこのカートリッジにはFM音源の音量バランスのスイッチがあるので、裏技的にわざとTurboRにぶっさしてつかってみたりしたこともあったなw
それぞれの音源の違いはこの動画でどうぞ(*^▽^*)