2026年7月3日。
ティアラが19歳になりました。
19歳というと驚かれることも多いのですが、ここまでの道のりは決して順調だったわけではありません。
病気もたくさん経験してきましたし、そのたびに悩んだり、泣いたり、たくさんのことを学んできました。
今日は、19年間ティアラと一緒に暮らしてきて、私がシニア犬と暮らすうえで一番大切だと感じていることをお話ししたいと思います。
ここまでの道のり
ティアラはこれまで、皮膚のトラブルから始まり、膵炎、胆泥症など、本当にいろいろな病気を経験してきました。
その中でも、一番大きかったのが、2019年に突然起きた、てんかんの大発作でした。
突然倒れ、そのまま入院。
日本動物高度医療センターでMRIも撮りましたが、結果は異常なしでした。
その後も発作は時々起こり、薬を調整しながらようやく落ち着いてきた頃——2023年11月に、再び大発作が起きました。
てんかんについては、以前詳しくお話しした動画がありますので、気になる方はこちらからご覧ください。
そのたびに思ったのは、「治したい」という気持ちでした。
でも、てんかんは治る病気ではありません。
治そうとするのではなく、その事実を受け入れながら、ゆっくり付き合っていくことなのかなと、今は思っています。
薬の副作用が心配という方もいらっしゃると思います。
私も最初はそうでした。
でも今は、発作を起こして脳にダメージを与えてしまうことを考えると、薬でしっかりコントロールすることの大切さを感じています。
それを強く感じたのが、大発作のあとでした。
しばらくの間、ティアラはぼんやりした状態が続き、このまま意思の疎通ができなくなってしまうのではないかという恐怖に襲われました。
その姿を見ながら、たくさん涙を流したことを今でも覚えています。
だから今も毎月病院へ通い、先生に状態を診ていただいています。
そして今振り返ると、私がやってきて良かったと思うことがあります。
それは、先生に何でも相談できる関係をつくること。
そして、飼い主である私自身も病気について学び続けることでした。
病院での治療はもちろん大切です。
でも、飼い主が病気を理解し、日々の変化に気づき、先生と一緒に考えていくことも、とても大切だと感じています。
今の過ごし方
最近のティアラは、寝ている時間がとても長くなりました。
私がやっていることは、マッサージ、フラワーレメディ、そして適度に起こして立たせること。でも全部、ティアラのペースで。無理はしません。
実はこうした内容は、「犬と人のホリスティックケア」という考え方をもとに行っています。
犬だけを見るのではなく、飼い主さんの心も含めて寄り添う。
「病気だけを見る」のではなく、その子全体を見て、その子らしく暮らせるようにサポートしていく。私はそんな考え方を大切にしています。
「もっとやってあげたい」「最期まで自分の足で歩いてほしい」「少しでも健康でいてほしい」——そう思う気持ちはあります。
ただ、ティアラが嫌がることを無理にやっても、ストレスが増えるだけ。それはしたくない。一方で、少しのストレスはティアラにとってもメリットがあります。だから、無理のない範囲でやることにしています。
その子のペースに合わせること。それが飼い主の姿勢だと、今は思っています。
そして、シニア犬と暮らす上で欠かせないと思っているのが、動物病院との関係です。なんでも相談できる獣医師や看護師の存在は、愛犬の長生きには欠かせません。何かあったときに「あの先生に相談しよう」と思える関係を、ぜひ日頃から作っておいてほしいと思います。
まとめ
19年間、いろいろありました。テレビや雑誌に一緒に出演したり、仕事を手伝ってもらったこともありました。昔の写真や動画を見て、あぁ、若かったなぁなんて思うことも度々あります。
でも、19歳って、嬉しいですね。
病気もしているので、なおさらそう思うのかもしれません。
どうやったらそんなに長生きできるの?って質問をいただくことがあるのですが、ティアラに寄り添ってきた結果なのかなと思っています。
シニア犬との暮らしに正解はないけれど、その子のペースを信じる、そして、その子の生命力を信じることも大事かなと思っています。
もし、あなたの愛犬が今シニアなのだとしたら、その子のペースを大切にしながら、一日一日を過ごしていただければと思います。
そして、小さな変化に気づける飼い主でいてあげてください。
何か気になることがあれば、一人で悩まず、信頼できる動物病院に相談することも、とても大切だと思います。
一方で、あなたの愛犬がまだ若いのだとしても、愛犬の一生は本当にあっという間です。
だからこそ、元気な今から病気や体のことを少しずつ学び、信頼できる動物病院との関係を築きながら、シニア期に備えておくことが、将来の安心につながると私は思っています。
この記事を読んで
「シニア犬との暮らしについて、もっと学んでみたい」と思われた方へ。
8月22日に、
『犬と人のホリスティックケア講座〈シニア犬編〉』
をオンラインで開催します。
マッサージやエクササイズを中心に、フラワーレメディも取り入れながら、
犬と人、どちらにも寄り添うケア
についてお伝えします。
また、
レメディについてもっと深く学んでみたいという方のために、
『犬と人のフラワーレメディ総合講座』
もご用意しています。
どちらも概要欄に載せていますので、気になる方はぜひご覧ください。
ティアラも19歳になりましたが、これからも一日一日を大切に過ごしていきたいと思います。





