私が治療家を目指したきっかけ

香川県高松市の整体院

院長　土居剛です

本日もブログへの訪問ありがとうございます。

今日は最近、患者さんによく聞かれることについて書いてみました。

なぜ今の仕事についたの
なぜ治療家を目指したの

こんな質問をよくいただきます。。。。

私が治療家を目指したのは、もともと好きだった格闘技が大きく関わっています。

私は大学時代に部活で格闘技をやっていました。

色白で見た目ひ弱そうな感じですが、、

中学は柔道、高校はレスリングをやっていました。

大学でも部活で格闘技を続けていました。

ある日練習中、怪我をして接骨院に行ったのがきっかけです。
この時初めて、接骨院に行きました。

当時の接骨院は今のように、大手グループ院はあまりなく、個人経営の院がほとんどでした。

接骨院はケガをしたときに行くイメージがあったので、当時の私は病院ではなく接骨院を選んだのだと思います。
病院に行くほどのケガではない、と自分で判断したのもあります。

接骨院の先生が私の痛めた背中を色々と診てくれて、テーピングを貼ってくれたことを覚えています。

とても丁寧に見ていただき、今後のアドバイスもしてくれました。

何回か通院するうちに

来院している患者さんから施術後にいつも「先生ありがとう」と言って、とても喜ばれていました。

そんな光景を見て、白衣を着た先生がすごくかっこよく、輝いて見えたことを思い出します。

先生と患者さんがとても楽しそうに、話をしている姿を見て当時の私は

整骨院の先生は人に喜ばれる仕事、いい仕事だなと感じた記憶があります。

この時の私は、治療家を目指そうとは少しも思っていませんでした。

大学に通っていましたが、これと言ってやりたい仕事もなく
周りと同じように就職してサラリーマンになるのかな、ぐらいの考えでした

そして、大学生活も終盤になりました。

大学の部活、格闘技にのめりこんで練習ばかりしていた私は、もっと上を目指したい
プロ選手になって脚光を浴びたいと思うようになっていました。

※格闘技の聖地、後楽園ホールで試合をするのが当時の私の夢でした

そして、プロ選手を目指すために就職せずアルバイトをしながら選手生活を送る事を決めたのです。

今考えれば何も考えず突き進んで無謀だったと思います。

それほど、格闘技が好きで没頭していたということです。。。

大学卒業後、半年ほど経過した時大学の同じ部活の友人がプロ昇格を果たし、それも更に刺激された記憶があります。

友人がプロになってから、毎回試合について行きセコンドや体のケアをいつの間にか私がやるようになっていました。

その後、友人は負けなしで勝ち上がっていき、いつの間にかランキング上位に、、

対戦相手も、タイトル戦に絡んでくるトップ選手になり試合は毎回とてもハードなものになっていました。

総合格闘技は階級制の競技なので、試合前は減量しなければいけません。

試合までのコンディションがとても重要になってきます。

予定通りの体重調整、ケガをしないような練習、オーバーワークになっていないか？

栄養はとれているのか？メンタルは仕上がっているか？対戦相手の分析など

トータルで調整していかないと、トップ選手には勝てないです。

プロは負けたら終わり、地方の選手は1度負けるとなかなか東京に呼ばれません。

タイトル挑戦の機会が回ってこないのです。

友人も絶対に勝つ、その覚悟をもって毎回試合に挑んでいました。

それだけの練習をこなしていたため、格上の相手を撃破していきました。

その覚悟を感じれたので私も毎回試合に同行するうちにもっと本格的に体のケア方法を
知りたいと思うようになっていました。

私自身もアマチュアの試合に出場していましたが、なかなかプロ昇格まではいきませんでした。

いつも優勝まであと一歩でした。。。

そんな中、毎日の練習で怪我を重ねたこともあり選手としての限界も感じていました。。

当時は、平日はアルバイト、夜に週5日～6日練習という毎日でした。

今思えば、ほんとによくやっていたなぁと思います。

夢を追い求めてがむしゃらでした。

ケガもあり毎日の練習に疲れていた私は今後、友人のサポートに回ろうと決めました。

そして、本格的に体の勉強をしようと専門学校に通う事に。

これが治療家としての始まりでした。

あと、この時は仕事も定職ではなかったため、手に職を付けたい
という思いもありましたね。。。

専門学校に通いながら、仕事をし夜に学校、という生活。

専門分野の勉強なので量が多く、テストでは毎回苦戦した記憶しかありません。。。

そんな中、友人が東京の試合で世界タイトルを獲った試合は今も鮮明に
記憶に残っています。

そして、私は3年間専門学校に通い、試験に合格し柔道整復師の免許を取得しました。

ただ、この時は治療家としてスタートラインに立ったにすぎませんでした。。

ここからが本当のスタート！