※この記事はショウジョウバエが写った写真を記載しております。

昆虫が苦手な方、集合体が苦手な方はご観覧をお控えください。

 

 

 

皆様こんばんは!

石村一樹です!

 

 

前回投稿しておりましたが内容ですが消えてしまいましたので改めて...。

言い方など少し変化するかも知れませんが、可能な限り再現させて頂きます!

イイネを下さった皆様、誠に申し訳御座いません。

宜しければもう一度、イイネよろしくお願い致します。

 

 

では気を取り直してまいります!

 

 

 

今回はヤドクガエルの給餌方についてお話したいと思います!

石村流の部分が多くありますが、注意点など分かり易く解説しますので

これから飼育してみたいとお考えの方はもちろん

飼育している方も是非、参考にご覧下さいませ!

 

 

①準備するもの

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・トリニドショウジョウバエ or キイロショウジョウバエ

・サプリメント (デンドロケア使用)

・カップ(ハエを取り出してサプリをまぶす為に使います)

・プラスチックスプーン (個人的に使用しております)

 

上記の物があれば、ヤドクガエルに給餌出来ます!

次はダスティングまでの流れを解説致します!

 

 

 

②取り出しからダスティングまで

まずはダスティングとは、与える餌の体にサプリメントをまぶす作業の事を言います。

どうしても飼育下だと同じ餌を与えることが多く、それにより栄養面に偏りが出てしまいます。

そこでサプリメントの出番となるわけです!

栄養バランスを意識して、成長不良を防ぎましょう!

 

少し話が脱線してしまいましたが

ダスティング用のカップにハエを必要な分だけ取り出します。

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そして少量のサプリメントを添加します。

 

当店で使用しているサプリメントはデンドロケアです!

デンドロケアの特徴をまとめたブログを作成しておりますので

是非お時間のある時にご覧下さい!こちらをクリック!

 

 

後はハエの体に、サプリまぶすように混ぜ合わせて下さい!

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もう少しサプリの量は多くてもかまいませんが

大体はこれでOKです!

 

 

※注意点

ダスティングしたハエをハエ飼育カップに戻すとカビの原因になります。

最悪の場合、全滅する事も御座いますので

ダスティングしたハエは戻さない事をお勧め致します。

もし給餌用のハエが残ってしまった場合

当店では給餌用カップに蓋をして、翌日に廃棄しております。

ですが、餌と言えどもハエも命ある生き物

残さずに与えきるのが一番ベストなやり方だと思います!

 

 

 

③給餌と餌の量

ここからは給餌方法と餌の量について解説していきます。

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このあたり、特に決まった事はありませんが

ダスティングしたハエをスプーンで掬い、少しづつ回数を分けて

ハエが広範囲に行き渡る様、意識しながら与えております。

カップごとバサッと与えてしまっても良いのですが

サプリメントの粉がケージ内に残るとカビの原因になります。

極力、サプリメントが散らないようにハエだけを掬うのもポイントです!

 

 

もしサプリメントがケージ内に残ってしまった場合は

翌日あたりに霧吹などで洗い流し、排水する事をオススメします!

 

 

ケージ内を綺麗に保つ為に、スプーンで与える事も

ちょっとしたですね!

 

 

そして頭を抱えるのが餌の量です。

イメージしやすいように今回のモデルさんをご紹介!

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Dendrobates tinctorius "Vanessa"

ケージのサイズは幅450mm×奥450mm×高さ450mm

アダルトサイズを4匹飼育しております。

 

温度や湿度の変化でも食べる量は変化してしまいますが

比較的、本当に良く食べる子たちです!

飼育者として、餌の食い気と言う悩みの1つが

無くなりますので、ほんとにありがたい限りです!

 

 

ちなみに最終給餌量は

先ほどダスティング時の解説時に使った写真の量です!

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全て与え終えた後のケージ内はこんな感じです…

少し多い印象があるかと思いますが、問題は御座いません。

 

ここからは少し、イメージを膨らませて頂きたいのですが

ヤドクガエル1匹の胃の大きさをこんなもんかな?で構いませんのでイメージします。

このモデルさんでイメージする胃の大きさは

「10円玉程のハエの量」です。

そこに飼育しているヤドクガエルの数分をプラスし....

そこから更に愛故の1.5倍!!

 

式にすると下記の通りになります。

「10円玉程のハエの量×4匹×愛故の1.5」

 

なぜ1.5倍なのか…??

同じケージ内でも食べるスピードが早い子と遅い子が必ずいます。

広範囲に与えている分、食べるスピード早い子の方が

多く食べてしまいますので、遅い子が十分に食べられず痩せる個体も出てきます。

少し余る程度の方が、その個体差をフォローする為に必要な事だと考えております!

その為の石村流愛故の1.5倍

是非、憶えておいて頂ければと思います!!笑

 

 

先ほどにも記載させて頂きましたが

温度や湿度が変化するだけでも、食べる量が変化してしまいますので

この餌の量は、あくまでも一つの目安です。

やはり1番大切なのは、なんと言っても日々の観察!!

温度、湿度だけではなく生体の成長、状態、上下関係、繁殖。

ケージ内の匂い、バクテリアや植物の量、状態、成長。

全ての環境・バランス管理がとても重要です。

 

いつもとなにか違う。

そういった小さな変化に気づく事がとても大切です。

難しいかもしれませんが、小さな変化に気付けるのも

飼育者の醍醐味ではないかと、私は考えております。

小さな変化の積み重ねが、繁殖などの大きな変化に繋がります。

是非この醍醐味を皆様に味わって頂きたいと思います!

 

 

 

大きく話が脱線してしまいましたが、もう1つ例を用意しております!

 

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Ranitomeya sirensis "Divesoria"

ケージサイズが幅300mm×奥450mm×高さ450mm

この規格のケージに2匹飼育しており、与えている餌はキイロショウジョウバエです!

 

 

小型種の胃の大きさのイメージはパチンコ玉。

「パチンコ玉程のハエ×2匹×愛故の1.5倍」

そして準備したハエの量がこちら!

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この様な感じで餌の量を決めて頂ければと思います!

 

 

以上が石村流給餌方法でしたが

皆様、いかがでしたでしょうか??

 

 

前回より脱線が多く、少し長くなってしまいました。笑

こういった内容のブログは、できるだけ詳しく記載し

少しでも皆様に伝わればと、熱が入ってしまう為毎度長くなってしまう訳です...

前回の記事を読んで下さった方にも楽しんで頂けたなら幸いです。

 

本日はここまでとさせて頂きます!

長い記事を最後までご観覧頂きありがとうございました!

皆様の参考になる様な記事を、頑張って毎週どこかで

更新していく予定ですので、是非ご覧下さいませ。

 

 

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皆様のご来店、スタッフ一同心よりお待ちしております。