昨日映画を見に
川崎に行きました。
帰りに目の前で
京浜東北線を逃したため
次に来る電車の
東海道線のホームに
行ったら…
発車メロディが
｢上を向いて歩こう｣
へえなどと思って
帰宅後何気なく
ニュースを見ていたら
昨日から始まったものだったよう
そんな偶然もあるものですね。
では本日分をどうぞ
ベルリオーズ(ルイ・エクトル・ベルリオーズ；Louis Hector Berioz)1803年12月11日～1869年3月8日(享年65歳)
フランス；ラ・コート・サン・タンドレ
作曲家＆指揮者。
序曲「ローマの謝肉祭」、「死者のための大ミサ曲」、
オペラ「トロイの人々」など
フランスのロマン派運動に参加し、
アレクサンドル・デュマ(三銃士の作者)や
ヴィクトル・ユゴー(詩人)、
オノレ・ド・バルザック(谷間のゆりの作者)などと
親交があったそうです。
その影響を受けた彼を代表する作品と言えば
「幻想交響曲」ですが
これは一人の女性を恋焦がれるあまり
出来上がった曲といってよいでしょう。
アイルランド人女優であったハリエットに
恋した彼は幾度となく彼女に手紙を送りますが、
あまりの熱意に拒まれてしまいます。
(ほぼストーカーだったようで)
意気消沈した彼は新しい恋を見つけようと、
モークという女性と婚約しますが
彼女の母親が別の男へと嫁がせてしまいます。
(嫁がせた相手というのが
現在でも会社名になっているピアノ製造者・プレイエル)
あまりのことに彼女らを殺めて自殺まで考えますが、
思い直し(良かった良かった)
ローマでの留学生活を全うします。
その後この「幻想交響曲」が評判になる頃、
ハリエットと再会、ついには結婚まで漕ぎ着けます。
しかしこれがハッピーエンドめでたしとはいかないのです。
(人生そんなものですね…)
実は結婚にも裏があって、
ハリエットは女優としては下り坂だったといいます。
それに加え、ベルリオーズが愛したのは舞台での彼女だったのです。
当然愛は冷めていき、1941年に別居。
彼女が1954年に亡くなるとさっさと同棲中の彼女と再婚しました…
現在彼の墓地には彼と2人の妻が眠っているそうです。
ペレス(ペレス・プラード；Dámaso Pérez Prado)1916年12月11日～1989年9月14日(享年72歳)
キューバ；マタンサス
指揮者＆ピアニスト
「マンボ・キング」の異名を取る彼は幼少時、
クラシックピアノを学びますが
後にポピュラーに転向しクラブなどで
ピアノやオルガンを演奏します。
1940年代になると当時流行していた
ルンバにジャズの要素を取り入れた
「マンボ」に傾倒していきます。
しかしマンボは母国キューバでは受け入れられず、
メキシコシティに移住して活動することになります。
そこで自身のバンド・ペレス・プラード楽団を結成し、
一躍スターの座を駆け上ることになるのです。
我々がよく知っている
マンボと言えば「マンボNo.5」でしょう。
中南米独特の、ラテンリズムといわれる
南国の陽気なリズムは自然と体が動いてしまうかもしれません。
実際彼の指揮も舞台を飛んだり
はねたりするものだったようです。
(日本では某指揮者がしていましたが…
近年はしないようですね)
前橋汀子(まえはしていこ)1943年12月11日～(現在73歳)
日本；東京
ヴァイオリニスト。
幼少時は「サイトウ・キネン・オーケストラ」の
創始者の斎藤秀雄に師事しています。
中学生からロシア語を独学で勉強、
17歳でレニングラード音楽院へ留学しています。
更にアメリカへも渡り、
ジュリアード音楽院でも学んでいます。
日本人としては初めての
国際的なヴァイオリニストが彼女かもしれません。
レパートリーはバロックから
後期ロマン派あたりまででしょうか。
テクニックはもちろんのこと
よく歌いこんだ演奏をします。
また凛とした立ち姿も魅力の一つかもしれませんね。
とても70代には見えません。
現在は現役で活躍する傍ら、
芸大で後身をも育てています。
2011年には紫綬褒章も授与されています。
コンサート情報はブログの方がいいでしょうかね。
今年2016年は数日後にも
コンサートがあるようです。
載せておきますので気になる方はどうぞ。
前橋汀子Amebaブログ
谷村新司(たにむらしんじ)1948年12月11日～(現在68歳)
日本；大阪
ミュージシャン。
父親は住職で邦楽の一家に生まれます。
少年期は太っていたため、からかいの対象になり、
もてたい一心でバンドを始めたそうです。
高校時代には数々のバンドで(主にフォーク)活動をし、
1971年にアリスを結成します。
しかしこのバンドは始め鳴かず飛ばすで、
赤字のライヴというのも日常茶飯事だったようです。
また無謀なことにビッグ・アーチストを
借金を作ってまで呼んでしまったというから驚きです。
…ギャンブラーですね。
そして売れてくると
それと並行するようにソロ活動を開始します。
アリスの活動停止は1981年のこと。
彼らもまた他のグループの様に再結成をするのですが。
現在では歌はもちろんのこと、
タレント活動、
そして上海音楽院では教授を務めてもいます。
キャラクターとしても魅力的な彼は
バラエティーでも人気があるようです。
(セイヤングからでしょうか)
昨年2015年は紫綬褒章を貰ったことでも
話題になりました。
今年のこれからは歌手にとっては
稼ぎ時？ディナーショーなどが
あるようです。
気になる方はHPをチェック。
谷村新司公式ホームページ
原由子(はらゆうこ)1956年12月11日～(現在60歳)
日本；神奈川
ミュージシャン。本名；桑田由子
言わずと知れたサザンオールスターズの紅一点です。
ヴォーカルの桑田圭介さんの奥さんで
またサザン～ではキーボード担当です。
(曲によってはメインヴォーカルを務めます)
サザンオールスターズは
青山学院大学際在学中に結成されたバンドで、
彼女はフェリス女学院卒業後に入学しています。
因みに桑田佳祐は青山～を除籍になっています。
原由子は一時期ソロ活動もしていました。
最近ではサザンでしか活動をしていないようです。
また過去にはアイドルへの楽曲提供もしています。
そういえば昔一緒にバンドを組んでいた人が
学生時代にサザンを結成する前の原由子さんと
同じバンドにいたということを思い出しました。
今頃どうしているのか気になります…
ところで原由子さんのソロとしては
しばらくありませんが、
サザンとしては昨年2015年3月に
ニューアルバムをリリース。
その後コンサートツアーがありましたが
今年はあれっ？という感じです。
最近は桑田佳祐氏のソロが
やけに多いですね。
(つい最近もラジオでは
そればかり流れてきます)
しかしそれにしてもこんなに長い間、
そして様々な世代から支持される
グループも珍しいですね。
これからも活躍が期待したいところです。
サザンオールスターズのサイト(ファンサイト)