11月15日生まれ | いずみ先生のひとりごと

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相模原市中央区東淵野辺(最寄駅;古淵)でピアノと音楽の個人レッスンをしている辻田いずみのピアノや音楽についてのブログです。

≪11月15日生まれの音楽家たち≫

昨日久しぶりに映画を見に行きました。

やはり映画館へ見に行かないと

集中できず、最後まで見ないので

キチンと見たい場合は映画館に限ります。

 

何を見たかというと「デスノート」

以前のものを見ていないと

もしかしたら?かもしれません。

そして今までの話を知っている方は

もしかしたら頭脳戦の面白さは

ちょっと欠けると思うかもしれません。

(踊る大〇査線やあ〇ない刑事っぽい)

ただ結構伏線などがあって面白かったです。

 

…そういえば話題作の

「君の名は。」や「シン・ゴジラ」は

見ていないなぁ。

(タイミングがないので

見に行く気もないですが)

こちらはTV放送まで待とうと思います。

 

では本日分をどうぞ。

 

音譜バレンボイム(ダニエル・バレンボイム;Daniel Barenboim)

 

  1942年11月15日~(現在74歳)

  アルゼンチン;ブエノスアイレス

  ピアニスト&指揮者。

 

  彼の演奏もそうですが、

  ユダヤ人やユダヤ人系の音楽家たちは

  独特の雰囲気をかもし出すような気がしてなりません。

 

  彼はショルティの後を継いで

  シカゴ交響楽団の音楽監督を務め、2006年に引退。

  そのシカゴ交響楽団の名誉指揮者に

  ブーレーズがなっています。

 

  彼が音楽に触れるようになったのは5歳のとき。

  母親の手ほどきでピアノを習ったのが最初でした。

  そしてそのうちに父親も教え始めます。

 

  最初のリサイタルは7歳、

  1952年にイスラエルへ移住する(国籍も取っています)と

  そこを拠点にヨーロッパ各地へ

  音楽を学びに行くことになります。

 

  ピアニストデビューもその頃で

  始めはウィーンとローマにて、

  その3年後の1955年にはパリ、

  1956年にはロンドンでもデビューを果たしています。

 

  そして指揮者としてのデビューは

  1967年のロンドン・フィルハーモニー管弦楽団と。

 

  それ以降はおそらくピアニストというより

  指揮者の方の彼の名は知られているかと思います。

 

  現在はベルリン国立歌劇場の音楽監督、

  他にもミラノ・スカラ座の音楽監督を

  2011年から現在も務めています。

 

  それからどうでもいい話ですが、

  あの天才チェリストで夭折した

  ジャクリーヌ・デ・プレの元夫です。

  彼女の最晩年にはすでに次の奥さんとなる

  ギドン・クレーメルの前妻でピアニストの

  エレーナ・バシュキロワとの間に子供もいたとか。

  …まあ、ホントにどうでもいい話ですね

  (音楽家も含めた芸術家なんてこんなもんです)

 

  またユダヤ人であるけれども

  イスラエルに傾倒ということはなく、

  非常に冷静でイスラエルの軍のラジオ記者に対して

  「軍服を着た者とは話をしない」など

  突っぱねる場面もあったとか。

  当時の大臣などからは

  「反ユダヤ」とののしられたそうですが、

  それも今となっては評価の対象でしょう。

 

  世界で活躍してきている人だからこそ、

  他を否定して、増してや戦争することの

  バカバカしさを訴えたのかもしれません。

  更にヒトラーが好きだったワーグナーを

  イスラエルで演奏ということでも

  物議をかもしだしていますが、

  ワーグナーがユダヤ人を迫害したのではないので、

  それのことに対してごちゃごちゃいうのも

  バカバカしいと個人的には思っています。

  「音楽に国境なし」は正確には

  違うかなと思う一つの事柄です。

 

  近年では2014年に話題になった

  ピアノ界の元祖肉食系女子(?)アルゲリッチとの

  ピアノデュオでしょうか。

  You Tubeで一部公開されていましたが、

  流石二人ともパワフルな演奏でした。

 

   今年2016年2月に来日公演がありました。

音符 デコメ絵文字 音符 デコメ絵文字 音符 デコメ絵文字 音符 デコメ絵文字 音符 デコメ絵文字 音符 デコメ絵文字 音符 デコメ絵文字 音符 デコメ絵文字 音符 デコメ絵文字 音符 デコメ絵文字

音譜中島啓江(なかじまけいこ)

  1957年11月15日~2014年11月23日(享年57歳)

  日本;鹿児島

  オペラ歌手。

 

  よくタレント活動めいたこともなさっていたようですので、

  ご存知の方も多いかと思います。

 

  昭和音楽短期大学の声楽科を卒業、

  その後もディプロマコースにてオペラを勉強しています。

 

  1979年藤原歌劇団に入団、

  オペラ歌手としてデビューします。

 

  1985年にはミュージカルデビュー、

  翌年にはソロコンサートも開いています。

 

  彼女の魅力はよく体型の大きな方にはありがちな

  繊細で情にもろいところというところでしょうか。

  それが歌声にも表れていました。

 

  その一方で凛とした信念めいたものも感じられ、

  きっと歌を選ばなくても

  何かで表現する仕事を選んだのではないでしょうか。

 

  残念ながら2014年突然の逝去。

  体に負担がかかるために

  ダイエットをとのことでしたが

  最愛のお母様を亡くされて

  なかなか至らなかったようでした。

  公式ホームページがまだ残されているようですので

  記載しておきます。

 

   中島啓江公式ホームページ