11月14日生まれ | いずみ先生のひとりごと

いずみ先生のひとりごと

相模原市中央区東淵野辺(最寄駅;古淵)でピアノと音楽の個人レッスンをしている辻田いずみのピアノや音楽についてのブログです。

≪11月14日生まれの音楽家たち≫
 昨日珪藻土て出来た石の話を
ちらりとしましたが、
この珪藻土、
調湿効果や臭い取りの効果が
あるといわれています。

そのためアロマルームや
ピアノの下に置いていますが、
おそらく量が少ないので
気休めかなぁと思っています。

壁一面を珪藻土なら
効果が期待出来ますが、
留守が多く、
毎日窓を開ける習慣のない
お宅ではすぐに黴が
発生するようです。

昔のような隙間風が
ある家の方が相応しいとは
何とも皮肉なと思ってしまいます。

では本日分をどうぞラブラブ

音譜イエペス(ナルシソ・イエペス;Narciso Yepes)
  1927年11月14日~1997年5月3日(享年69歳)
  スペイン;ロルカ
  ギタリスト&作曲家。
  本名;Narsiso Garcia Yepes
 
  自分の音楽の原点は
  スペインのギター曲の数々であると思っています。
  どことなく哀愁漂うスペインの音楽は
  幼い頃から大好きでした。
 
  特に彼の演奏は聞く機会も多く、
  彼が亡くなる数年前の来日時に
  コンサートへ足を運んだ覚えもあります。
 
  そんな彼はロルカの農家から始まります。
  地元の音楽アカデミーにてギターを習い、
  バレンシア音楽院に進むとギターのみならず作曲も学びます。
 
  映画「禁じられた遊び」のテーマ曲演奏は
  彼のの手によるものです。
 
  また10弦ギターを弾きこなしていたことも印象的です。
  1964年から手にしていたようで、
  ホセ・ラミレスと共同で開発したとのこと。
  それによって重厚で奥深い演奏をするようになりました。
 
  1990年には悪性リンパ腫に
  侵されていることが判明しますが、
  「芸術は神の微笑み」との信条を持って
  演奏旅行を続けました。
音符 デコメ絵文字 音符 デコメ絵文字 音符 デコメ絵文字 音符 デコメ絵文字 音符 デコメ絵文字 音符 デコメ絵文字 音符 デコメ絵文字 音符 デコメ絵文字 音符 デコメ絵文字 音符 デコメ絵文字
音譜ガデス(アントニオ・ガデス;Antonio Esteve Gades)
  1936年11月14日~2004年7月20日(享年67歳)
  スペイン;アリカンテ
  フラメンコダンサー。
 
  上記にもあるようにスペイン音楽好きでしたが、
  フラメンコに触れるのはだいぶ経ってからでした。
 
  たまたま懸賞で当たった映画のチケットが
  「恋は魔術師」だったのがきっかけでした。
  それまでにファリャはもちろん聞いていましたが、
  フラメンコをまじまじと見ることはなかったため、
  非常に衝撃的でした。
 
  ご存知の方は今更でしょうが、
  そこに出演していたのが
  アントニオ・ガデスとクリスティーナ・オヨス。
  彼らの手の表現が素晴らしく、
  それまで踊りに興味が全くといっていいほど
  なかったのですが
  すっかり魅せられてしまいました。
 
  そんな彼が踊るきっかけというのは経済的なことから。
  家計を助けるために幼い頃からということのようです。
 
  ピラール・ロペスに見出され彼女の舞踏団へ入り、
  退団すると1963年の「バルセロナ物語」に出演(初々しいです)。
  その後に自身の舞踏団の原型を作ったとされます。
 
  カルロス・サウラ監督の「血の婚礼」は1981年でしたが、
  そのベースとなった振り付けは7年前のことのようです。
 
  その後「カルメン」や「恋は魔術師」を
  映像化し、一躍有名に。
 
  癌で亡くなった彼でしたが、
  遺言では棺を誰にも見せずに
  第二の故郷であるキューバへとのこと。
  葬式も行われなかったそうです。
 
  現在でも彼の遺志を継いだ
  「アントニオ・ガデス舞踏団」は健在で、
  日本でもちょくちょく公演されています。
  来日は先々月にありました。