5月22日生まれ | いずみ先生のひとりごと

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相模原市中央区東淵野辺(最寄駅;古淵)でピアノと音楽の個人レッスンをしている辻田いずみのピアノや音楽についてのブログです。

<5月22日生まれの音楽家>


昨日の続き。
チャイコフスキーという
薔薇も見かけました。

それにしても
音楽関係の名が付いた
薔薇は白系なんでしょうかね。
…それともたまたま!?

では本日分をどうぞラブラブ

音譜ワーグナー(リヒャルト・ワーグナー;William Richerd Wagner)
  1813年5月22日~1883年2月13日(享年69歳)
  ドイツ;ライプツィッヒ
  作曲家。
  楽劇「ニーベルリングの指輪」「ローエングリン」
  「さまよえるオランダ人」「トリスタンとイゾルデ」
  「ニュルンベルクのマイスタージンガー」など

  ルードヴィッヒ2世やヒトラーに
  愛されたことでも知られています。

  また、彼の愛好家を「ワグネリアン」などと
  呼ぶこともあります。

  更に音楽よりもリストの娘で
  指揮者ハンス・フォン・ビューローの妻であった
  コジマとの不倫→再婚も
  映画になったりしましたので
  そちらでも有名な話です。

  今回はそんな話よりも
  やはり音楽のことをご紹介しましょう。
  ワーグナーといったら、
  やはり「楽劇」とも訳される
  オペラを更にドラマチックにしたことでしょう。

  普通オペラは第1幕、第2幕と幕間をはさみますが
  その世界にどっぷりと嵌らせるため
  幕間はありません。
  一気に話が進みます。  
  
  そのことが元々音楽・ファッション・美術などの
  総合芸術であったオペラをより
  壮大なものに仕立て上げられたのでしょう。

  特に「ニーベルリングの指輪」のような
  長編ドラマはその最たるものかと思います。
  (題材は北欧神話ですから
  長いのもあたりまえなのでしょうけれど。
  しかし全部見るのに半日以上かかります)

  そんなことでルードヴィッヒ2世は
  嵌りまくって白鳥城まで作ってしまったのですね。
  現在のアニメおたくやコスプレイヤーと
  似たものを感じます

  更に今までのオペラは序曲・アリアなどの
  断片から成っていたものでしたが、
  それを途切れなく続けることによって
  観客をより物語へと惹きつける
  作り方をしています。
  ライトモチーフ(「指導動機」などと訳されます)を
  使った手法は、
  現在のドラマや映画で使う
  音楽手法に影響を与えていると思います。

  しかしここは「百聞は一見にしかず」
  彼の音楽を聞いてみてくださいビックリマーク
  しかしかなり長いですから御覚悟を。