<5月3日生まれの音楽家たち>
そろそろ温かい飲み物でなくとも
大丈夫な季節になってきました。
昨年から嵌まっているのが、
水だしの緑茶。
美味しくて
作りおいても
すぐに無くなります。
たまたま聞いたところによると
栄養もお湯で出すより
あるそうですね。
免疫力アップのためにも
これからドンドン
飲んでいこうかと
思います。
では本日分をどうぞ
クリストフォリ(バルトロメオ・クリストフォリ;Bartolomeo Cristofori)
1655年5月3日~1731年1月27日(享年75歳)
イタリア;パドヴァ
ピアノの発明者。
ピアノの発明者として知られる
クリストフォリですが、
実は彼自身の情報は
あまり出てこないのが実情です。
フィレンツェでメディチ家の楽器管理
及び制作をしていたというのを
聞いたことがあります。
当時鍵盤楽器と言えばチェンバロでした。
しかし強弱はあまりしっかりと出来ないのが難点でしたので、
それを克服するために考え出したようです。
その彼が作り出した「ピアノ(正確にはピアノフォルテ)」は
確かに今ほどいい音のものではありませんでしたが、
その機能はほぼ出来上がっていたようです。
例えば、ハンマーで弦を叩いた後に
響かせるため弦からハンマーを離す
「エスケープメント」や
戻ったハンマーが再び弦を
叩かないようにした「バックチェック」など。
現在ではフエルト製のハンマー部を除けば、
大きな違いはさほどないようです。
(ちなみに当時は皮製)
そうはいっても現在と比べると、
胴体部の反響版や材質などが違っていますので
それほどいいものではなかったようですので。
そんなことからバッハやモーツアルトは
あまりピアノが好きではなかったようです。
ジェームズ(ジェームズ・ブラウン;James Brown)
1933年5月3日~2006年12月25日(享年73歳)
アメリカ;バーンズ
歌手。別名;JB.
「ゲロンパ」を歌った人と言えば
誰しも「ああ!」と思われるかもしれませんね。
その独特の歌い方や声量は素晴らしいものですが、
残念ながら1990年の麻薬所持による逮捕、
2004年には妻に対するDVなどで
世界に知られるようになったのも事実です。
しかし2006年12月24日(亡くなる前日!)
訪れた歯医者で肺炎が発覚、
そのまま入院そして帰らぬ人となってしまいました。
小山実稚恵(こやまみちえ)
1959年5月3日~(現在57歳)
日本;宮城
ピアニスト。
1982年にチャイコフスキー国際コンクールにて第3位、
1985年にはショパン国際ピアノコンクールにて第4位という
輝かしい実績があります。
2005年は広上淳一指揮の日フィルとスクリャービン、
ショパン、チャイコフスキーのピアノ協奏曲を演奏し
文化庁芸術祭音楽部門の大賞を受賞、
また2006年から12年間・24回シリーズとして
「ピアノで綴る音楽ロマンの旅」と題したコンサートを行っています。
そのプログラムは何とも壮大な!と思わざるをえません。
また彼女はCD録音にも積極的で、
ショパンはもちろんのこと、
スクリャービンやラフマニノフの
全ソナタを録音するなどして注目を集めています。
更に各コンクールにて審査員なども勤め、
そのパワーには驚かされます。
また2015年4月にシューベルトの即興曲集のCDを発売。
そして同年はデビュー30周年ということで、
あちこちでのコンサートも行われました。
今年2016年も月に少なくとも2回以上は
あちこちでコンサートの予定。
凄いですね。
公式ホームページはないので
聞きに行きたい方は
チケットサイトなどでどうぞ。