1月5日生まれ | いずみ先生のひとりごと

いずみ先生のひとりごと

相模原市中央区東淵野辺(最寄駅;古淵)でピアノと音楽の個人レッスンをしている辻田いずみのピアノや音楽についてのブログです。

1月5日生まれの音楽家たち
本日初滑り(スキー)へ行ってきます。
どこへ行くかはFC2ブログで夕方頃アップします。

では本日分をどうぞラブラブ

音譜ミケランジェリ
  (アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ;Arturo Benedetti Michelangeli)
  1920年1月5日~1995年6月12日(享年75歳)
  イタリア;ブレッシア
  ピアニスト。
  アッシジの聖フランチェスコの末裔とのこと。

  紆余曲折の人生というのが
  彼にはぴったりの言葉かもしれません。

  3歳で音楽教育を受け、
  始めはヴァイオリンそして
  ピアノに転向しますが
  医学も学んでいたようです。

  第2次世界大戦中は
  ファシズムに対抗した
  レジスタンスとしても活躍していました。

  ちょっと話が外れますが、
  パイロット・レーサーの肩書きもあったとか。

  アルフレッド・コルトーより
  「リストの再来」と称えられながらも、
  録音嫌いだったため
  後世に彼の音があまり残っていないのが残念です。
  (そういえば指揮者のチェリビダッケもそうでした)
  しかしながらそのわずかに残
  る録音の演奏を聞く限りでは、
  彼の完璧主義振りが窺い知ることが出来ます。

  2005年から彼を記念した国際コンクールが開かれています。
音符 デコメ絵文字 音符 デコメ絵文字 音符 デコメ絵文字 音符 デコメ絵文字 音符 デコメ絵文字 音符 デコメ絵文字 音符 デコメ絵文字 音符 デコメ絵文字 音符 デコメ絵文字
音譜ブレンデル(アルフレート・ブレンデル;Alfred Brendel)
  1931年1月5日~(現在85歳)
  チェコ;ヴィーゼンベルク
  ピアニスト。1949年ブゾーニ国際コンクール第1位など

  クロアチアで育ち、
  ピアニストとしての活動の拠点は
  オーストリアが主でした。

  6歳からピアノを習い始め、
  1943年にグラーツ音楽院で更に学んでいます。

  彼の演奏はやはり育った環境からでしょうか、
  ドイツやオーストリアの作曲家の作品を
  演奏することが多いです。
  なかなかフランスからスペインまでと
  いうわけにはいかないでしょうね。
  (スペイン物は特にリズムが独特)

  そしてファンも多かった彼ですが、
  2008年12月をもって引退。
  その後は1,2年音楽講座などの噂は聞きましたが、
  希望していた指揮者での活躍は…です。
  因みにチェリストの息子がいます。
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音譜ポリーニ(マウリツィオ・ポリーニ;Maurizio Pollini)
  1942年1月5日~(現在74歳)/イタリア;ミラノ
  ピアニスト。

  世界を代表するピアニスト3人が
  同じ誕生日というのは偶然でもびっくりですね。

  1957年ジュネーブ国際コンクール第2位、
  1960年ショパン国際コンクール審査員全員一致で
  第1位という輝かしい経歴の持ち主です。

  しかしその後10年ほど
  演奏から遠ざかる時期もありました。
  芸術面での不十分さを
  彼自身が痛切に感じたという理由からでした。

  その間、上記のミケランジェリにも
  教えを受けていました。

  更にツアーは体力重視ビックリマーク
  ボディビルまでする用意周到ぶり!
  いやはや恐れ入ってしまいます。
  彼はお師匠とは違い、
  多くのCDを出していますから
  是非演奏を聞いてみてください。

  ショパン演奏を良く見かけると思いますが、
  個人的にはベートーヴェンを
  好ましく思っています。

  2014年にはベートーヴェンの
  ソナタ全集のCDが完成。
  またクラシックの名盤が
  出来たというところでしょうか。

  今年2016年は4月に来日公演が
  決定しています。