≪9月21日生まれの音楽家たち≫
先ほど父が芋虫を見つけて
それが何の幼虫だか調べていました。
それで思い出したのが幼少期に
キャベツ畑を父と散歩して通った時のこと。
芋虫がいたので
父に「これは大きくなったら
モンシロチョウになるんだよ」と言われ
持ち帰りました。
葉っぱを食べて少し大きくなり
そのうち蛹に。
「出てくるときにはモンシロチョウ」と
毎日楽しみにして帰宅していました。
…ところが…
勘の鋭い皆さんならお分かりでしょう。
御察しの通り「蛾」に…
その時のショックといったら…
すぐさま外へ放り出しましたヨ
一頭最初の芋虫ですか?
もちろん、「蛾」でした。
でも蛾でも綺麗なモノはいますがね。
余談ですが
丁度いま明後日のコンサートで演奏する
ラヴェルの「鏡」を全曲弾いています。
第1曲は「蛾」です。
なんか園がありますネ…
では本日分をどうぞ。
ホルスト(ギュスターヴ・ホルスト;Gustav Horst)
1874年9月21日~1934年5月25日(享年59歳)
イギリス;チェルトナム
作曲家。組曲「惑星」、「リグ・ヴェータからの合唱賛歌」など
日本ではホルストといったら「惑星」、
特に中でも「木星」が映画で使われたり
歌手が歌ったりしたため知られていますが、
その他の曲といったら皆さんはご存知でしょうか?
あまりイギリス近代音楽が紹介されないため、
知らない方も多いかと思います。
(個人的には「火星」が好きです)
ホルストは西洋音楽から脱しようとした作曲家でもあり、
アフリカや東洋の音楽にも影響されました。
またイギリス民謡の収集にも力を注ぎ、
それが民族主義そして
更に神秘主義へと移行することになります。
余談ですが、彼の娘も作曲家&指揮者でしたが
1984年に亡くなっています。
朝川朋之(あさかわともゆき)
1960年9月21日~(現在55歳)/日本;東京
作曲家&ハーピスト。
「ジャングル大帝(1989)」、映画「天国に1番近い島」「あ・うん」など
幼い頃からエレクトーンを始め、
ヤマハ関連の賞を次々と獲得していることから、
世界各国を15歳頃までまわっていたようです。
大学は芸大の作曲科及び別科オルガン専修を卒業、
映画やCMなどといった音楽を作曲するのは
1980年ごろからしています。
有名なCMはセキ●イハイムやチッ●スターでしょうか。
1985年から2年あまり「竜童組」に在籍し、
1995年からは服部克之のポップス・オーケストラに
ハーピストとして参加しています。
そしてコンサートツアーアーティストとして
クラシックのみならずJ-POPでも
有名な様々な歌手のサポートもしています。
現在は更に活動の幅を広げ、
なんとマリンバを演奏しながら
タップダンスをするというグループで活躍。
どんなものかちょっと興味が沸きますネ。
詳しい情報はプロフィールを含め、
HPに掲載されていますのでお時間がありましたらどうぞ。
朝川朋之公式ホームページ http://www.ifif77.com/