9月です
今年も残ること3カ月。
まずはシルバーウィーク最終日に控えている
プレコンサートに向けて
精進の日々です。
その後は…
よくそういった後は
体調を崩しやすいので
用心でしょうか…
何とか無事に残りも過ごせますよう。
では本日分をどうぞ
パッヘルベル(ヨハン・パッヘルベル；Johanmn Pachelbel)1653年9月1日～1706年3月3日(享年52歳)
ドイツ；ニュルンベルク
作曲家。「カノンとジーグ 二長調」(パッヘルベルのカノンとして有名)など
ワイン商の息子と生まれましたが、
実は正確な生誕日が分からず洗礼を受けた日が
9月1日であることからこの日に敢えて入れておきました。
(本来は8月でしょう)
はっきりとしたことは分かっていませんが
少年時代に聖歌隊の指導者やオルガン奏者に
音楽を学んだとされています。
そして音楽のみならず学問でも優秀だったとか。
そのため大学に進むも経済的理由で中退、
しかし最後まで勉学に励みたいために
奨学生となって学問を修めます。
その後はオルガン奏者・作曲家
そして家庭教師などを務めています。
プライベートでは2度結婚していますが、
最初の奥さんは子供と共に伝染病で亡くなっています。
ヨハン・セバスティアン・バッハ(いわゆる皆が言うバッハ)の父である
ヨハン・アンブロジウス・バッハと親交があり、
長兄であるヨハン・クリストフ・バッハの師でもありました。
(バッハは音楽一族です)
小澤征爾(おざわせいじ)1935年9月1日～(現在80歳)／中国；満州
指揮者。
出身地は満州ですが、日本人です。
所謂引き揚げ者になるでしょうか。
小学生の頃にその経験をし、中学は成城学園、
そして桐朋学園大学短期大学にて指揮を齋藤秀雄に学びます。
その後海外にて勉強をします。
カラヤン、バーンスタインなどの著名な指揮者に師事しました。
特にバーンスタインには気に入られたことは有名な話ですね。
彼は結婚はしましたが同性の恋人がいました。
(そういった意味でも気に入られたのでしょうか!?)
1961年にはニューヨーク・フィルを振ってデビュー、
しかし翌年客演指揮者の契約をしていた
NHK交響楽団員たちと折り合いが悪くなりボイコットされてしまいます。
その後32年もの間小澤がN響を振ることはありませんでした。
しかし彼は世界、、とりわけアメリカでは認められ、
トロント交響楽団、サンフランシスコ交響楽団、
ボストン交響楽団などでタクトを振っています。
そして新日本フィル・ハーモニー管弦楽団を山本直純と創設したり、
サイトウ・キネン・オーケストラへ情熱を注いだりと
日本の音楽発展にも力を注いでいます。
それから2002年正月のウィーン・フィル・ハーモニー管弦楽団の
指揮は記憶に新しいですね。
その後に発売されたCDはクラシック史上の
快挙というのもニュースになりました。
直後あたりにウィーン国立歌劇場の音楽監督に
就任したことも同じくマスコミが
騒ぎ立てたのでご存知かと思います。
また彼の子供らも俳優やエッセイイストとして
活躍していることは周知の事実ですが、
甥にはミュージシャンの小沢健二がいます。
そんな「超」の付くほどハードスケジュールをこなす彼でしたが、
2005年の秋に体調不良からすべての予定をキャンセル。
白内障の手術、そして帯状疱疹、角膜炎、
慢性上顎洞炎などと診断され、
ハワイで静養をしていたようです
そして2006年6月から少しずつ指揮活動を再開しましたが、
2010年1月に今度は食道がんが見つかり再度静養。
同年8月にサイトウ・キネン・フェスティバルにて復帰しました。
が、2011年にまたも体調不良などでしばしばお休み。
2013年夏にサイトウ・キネン・フェスティバルにて
久しぶりにタクトをとり、ニュースにもなりました。
今年2015年のつい最近も骨折で一部演奏を取りやめることが
ニュースになりました。
…無理せず労わって欲しいと思います。
昨年毎年夏に行われる「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」の
名称が「セイジ・オザワフェスティバル松本」に変わりました。
小澤征爾氏の恩師でもある上記に記した
斎藤秀雄氏を記念しての名称でしたが、
彼の名が世界的に有名になってきたためかと思われます。
また開催している音楽塾では
来年2016年に向けてその楽団員のオーディションがあります。
我こそは
と思う方は応募してみてはいかがでしょうか。小澤征爾音楽塾ホームページ
http://www.ongaku-juku.com/j/index.php
小澤征爾ユニバーサル・ミュージックによるホームページ
http://www.universal-music.co.jp/seiji-ozawa/
バリー(バリー・ギブ；Barry Gibb)1947年9月1日～(現在68歳)／イギリス；マンチェスター
ミュージシャン。ビージーズのメンバー
3兄弟から成るコーラスグループのビージーズ。
バリーが9歳のときに地元のマンチェスターで開催された
コンテストに出場したことが結成のきっかけでした。
そしてオーストラリアに一家が移住した際に
レース・ドライバーのビル・グッドが彼らを気に入り、
友人のDJに紹介したことでラジオやTVに出演することになります。
1967年イギリスに戻り、「ニューヨーク炭鉱の悲劇」で大ヒット、
1971年に映画「小さな恋のメロディ」での「メロディ・フェア」は
日本でも有名になりました。
その後も次々にヒットを出しますが、
一時ソロ活動をすることもありました。
結局は戻ってきましたが…
更に4番目の兄弟アンディはソロ活動を始めて、
ビージーズである兄弟らとヒットを競うことになりましたが、
残念ながら4番目の彼は1988年に30歳の若さで亡くなります。
更に2003年にモーリス・ギブが急逝。
活動を停止しますが、2009年から活動再開。
しかしまたもや2012年にロビン・ギブが亡くなり、
グループ活動は自然消滅的になくなりました。