最後の授業・最初で最後の音楽会 | いずみ先生のひとりごと

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相模原市中央区東淵野辺(最寄駅;古淵)でピアノと音楽の個人レッスンをしている辻田いずみのピアノや音楽についてのブログです。



明日が最後の授業になります。

…そういえばそんな実話に基づく文学がありましたが

そのお話のように大層なものではありませんが…


通い始めて10年以上、

公立になってから3年。

長いようで短い期間でした。


子供たちに音楽の楽しさを知ってもらおうと

教科書通りではない授業をしてきました。


というより教科書さえ買う予算がなかったため

こちらが工夫するしかなかったのですが、

体質だけは音楽家なワタクシ、

(でも運と大層な才能はなかったあせる)

全然平気でした。


歌を歌うということでは

自腹を切って楽譜を購入。

生徒に分かりやすいよう歌詞カードを作り、

その背景を示すために

世界と日本の地図を購入したり、

画像を見れるようにパソコンを駆使したり、

またDVDやビデオも自腹切って購入しました。

更にそこに出てきた食べ物を

ちょっとだけ振る舞ったりもしましたっけ。


それを考えると

いくら投資しただろうかとも思いますが、

それはそれで自分の勉強にもなったと思います。


また自分が学生時代にバンドをしていたことから

バンドを組んでみたり、

ミュージカルをしたり、

マイケルジャクソンを踊ってみたり。


またフットワークの軽さから

その時期に話題になっている事柄に

関連した音楽を紹介したりもしました。

(例えば横浜開港祭→横浜が舞台の曲など)


多分公立の先生方からは

目の上のたんこぶ状態だったかもしれません。

ただ福祉の方からは高評価を頂き、

それも励みになっていました。

(心臓に毛が生えているので

何を言われても割と平気ですが)


それも明日で終り。

お声も掛からないので学校の教師としても

もう終わりでしょう。


でもこれが何か次のステップへの

序章だとも感じています。


そして明日は音楽会。

その様子はまた明日終わってからご報告します音譜