ハロウィンに因んで① | いずみ先生のひとりごと

いずみ先生のひとりごと

相模原市中央区東淵野辺(最寄駅;古淵)でピアノと音楽の個人レッスンをしている辻田いずみのピアノや音楽についてのブログです。

明日はハロウィンですね。
街へ行くとオレンジ系のものが彩っています。

ところでこんなに騒いでいるハロウィンの意味を
皆さんはご存じ?
これはクリスマスと同じく、キリスト教のイベントです。

クリスマスすらサンタの来る日だと思っている人がいるので、
本来の意味を知っている人は少ないでしょうね。

キリスト教にはたくさんの聖人がいます。
日本人でも知っているのはヴァレンタインでしょうか。
様々な聖人の記念日があります。
ところが多すぎるため、すべての聖人の記念日を諸聖人の日
制定したのが11月1日。
その聖なる日には邪悪なものは出て来れず、前の日の番に大騒ぎをする、
というところから来ています。
もちろん収穫祭も兼ねているようです。
元のアイルランドでは蕪をくりぬいてジャック・オ・ランタン
作ったそうですが、アメリカにその文化が渡った時に手頃なものがかぼちゃだったということで
現在のよく知られている形になったようです。

そんなことで思い出すのがムソルグスキー作曲の交響詩「はげ山の一夜
悪霊が大騒ぎするというのが同じです。
が、こちらは聖ヨハネ際の前夜の設定。
聖ヨハネ際は6月24日。ということは夏至祭ですね。

そのままCD等で聞いて想像力を膨らませてもいいですし、
ディズニーの「ファンタジア」などもお勧めです。
ただこのディズニーのファンタジア、曲によっては随分と原曲と違うものもあります。
が、この「はげ山~」はいいのではないでしょうか。

ハロウィンっぽい雰囲気を味わうのにはお勧めの曲です。