昨日の続きです
テーマは「夏の風物詩」
よくよく曲を知れば決して夏の曲とは言い切れないものもありますが…
プログラム
きらきら星変奏曲 K.265 作曲;ヴォルフガング・アマデウス・モーツアルト
真夏の夜の夢 作品21より 「スケルツォ」
作曲;ヤコブ・ルードヴィッヒ・フェリックス・メンデルスゾーン・バルトルディ
編曲セルゲイ・ヴァシリエヴィッチ・ラフマニノフ
ミュージカル「ポーギーとベス」より「サマータイム」
作曲;ジョージ・ガーシュイン
映画「菊次郎の夏」より「Summer」 作曲;久石譲
舞踏音楽「恋は魔術師」より「火祭りの踊り」 作曲マニュエル・デ・ファリャ・イ・マテウ
前奏曲曲集第2巻 第12曲「花火」 作曲;クロード・アシル・ドビュッシー
「真夏の夜の夢」よりの「スケルツォ」
これは結婚行進曲の方が有名ですね。
さわりだけ弾いてこれが入っている曲ですヨ~と説明しました。
この曲はもともと姉との連弾(こちらも姉がピアニスト)のために作曲された組曲でしたが、
劇付随音楽として現在ではオーケストラ演奏が主流。
そして物語はシェイクスピアの作品が元になっています。
コンサートでは時間がないので話しませんでしたが、
このシェイクスピアの様々な面白い説があります。
実際のシェイクスピアという人物はとても教養がある人物とは言えず、
実はその名前をシェイクスピアから買い取った
哲学者フランシス・ベーコンであるという説。
当時劇作家はどちらかというと蔑視されていましたが、売れれば儲かる。
本業ではなかなか稼げなかった若き日のベーコンが資金稼ぎのために書いたとされています。
実際は見てきたわけではありませんが、なかなかミステリーで面白いですね。
さて、この曲例のマルファン症でド~オクターヴを超えたソまで
片手で弾けたというラフマニノフが作曲。
とても難しい作品です。
なかなか上手く弾けず、結局本番でも撃沈
…ただ凄い曲過ぎて皆さんにはそれだけの印象が残ったようで…
まぁ、良しとします。そのうちリベンジですわ。
ではまた続きは明日