水力オルガン | いずみ先生のひとりごと

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相模原市中央区東淵野辺(最寄駅;古淵)でピアノと音楽の個人レッスンをしている辻田いずみのピアノや音楽についてのブログです。

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水力オルガンというのがあったのを御存知でしょうか
その名の通り、水の力を利用します。

存在していたのは古代ローマ時代
発掘された時にはボロボロだったそうなので、
実際のものは存在しません。
(水を利用していたのだからボロボロは当たり前ですよね)

確かドイツの方だったかが再現したというのを
どこかで見た気がします
(不確か情報でごめんなさい)

仕組みは水を送り込むことで
中の空気を押し出し音を鳴らすというもの。
古代ローマ以降では空気そのものを送ることになりましたが、
当時は水を送る方が効率よく空気を送り込めたのでしょう。

古代ローマのものでなければ
イタリアエステ荘にあります。
(先日のエステ荘のネタというのはこれです)
自動演奏ということで電気もない時代の人々は驚いたでしょう。
そんなことでリスト巡礼の年のなかにエステ荘の噴水を取り入れたのだと思います

その噴水は数年前に痛んでいた配管を直したそうで、
現在は聴けるそうです。
(you tubeで検索してみてください)