アンドレア・バッティストーニ指揮東京フィルハーモニー交響楽団 | いずみ先生のひとりごと

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相模原市中央区東淵野辺(最寄駅;古淵)でピアノと音楽の個人レッスンをしている辻田いずみのピアノや音楽についてのブログです。

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久々の演奏会に行ってきました
本日公演の東京フィルハーモニー交響楽団の演奏会から。
題名にもあるように指揮はアンドレア・バッティストーニ
まだ27歳という若さです。

最近忙しかったので直前になってから演目を見ました。
ローマ三部作」と言われる

交響詩「ローマの噴水」「ローマの祭」「ローマの松
「ふ~ん、レスピーギかぁ」とほとんど何も考えずに出掛けました。

が、が、驚かされました
こんなにレスピーギが面白いとは
情景がはっきりと浮かぶだけでなく、心情までもが映し出されるよう。
それでいて複雑なリズムが入っていたり、
古典的要素(実際に彼は古典音楽を「発掘」している)も入っていたり。
疲れて寝てしまうかと思いましたがお目目バッチリでした

もちろん以前も聞いたことはあります。
特に「ローマの松」は一番有名ということもあって聞いてはいましたが、
割と聞き流していたような気がします。

ところが今回の演奏はホントに素晴らしい
生の演奏を聞くということもあるのでしょうが、
冒頭から「もしかしてこれは…名演と言ってもいいんじゃない」と
思わせてくれる演奏でした
指揮者が若いためでしょうね。
エネルギッシュなのはもちろん、

繊細さもテンポの良さも相まって魅せてくれましたヨ
1部終わるごとに拍手が大きくなっていき
最後は割れんばかりの拍手だったのも印象的でした。

昨日にも同じ演目で東京オペラシティであったようで、
そちらの演奏がNHK-FMの「ブラボー!オーケストラ」で放送されるそうです。
(日にちは分かりません。日曜朝7:20~8:20放送)

今でも素晴らしいですが、
また5年10年と円熟していく演奏を聴くのも面白いかもと思いました。

…明日は彼のCDやレスピーギのCDを探そうと思います