ウミウシの飼育について
こんばんは( ´ ▽ ` )ノ フィロシです。
今日は天気予報では雪だったにも関わらず、俺の住んでいる地方は一日を通して晴れていていい天気でした。これも日頃の行いがいいからなんでしょうかねぇ(´Д` )(爆)冗談です
さて、突っ込みどころのある前略はこれくらいにして
今日は塩ビ溶接のテーマからちょっと離れまして、
アカフチリュウグウウミウシ
について書こうと思います。
つい先日、アメブロ繋がりのkohさんが海水を始められ、新しく飼育したいと検討している生体の中に
ウミウシ
が候補に挙がってるというのをブログで拝見しました。
ココの記事参照
ウミウシ、種類によって体色もさまざまで、蛍光色でカラフルに彩られたものやシックな味わいの模様をもつものまで色々いて、とっても綺麗で鑑賞度も高い生体だと思います。
ですが、その反面飼育レベルはかなり高めであると言われています。
そこで、以前に60水槽でアカフチリュウグウウミウシの飼育に挑戦したことがあったことを思い出し、今回それについて書こうと思ったわけです。
そのアカフチリュウグウウミウシのことを復習もかねて調べてみました。
アカフチリュウグウウミウシ
真核生物上界 動物界 後生動物亜界 軟体動物門 貝殻亜門 腹足綱 後鰓亜綱
裸鰓目 ドーリス亜目 フジタウミウシ科 クロスジリュウグウウミウシ属
全長: 4cm
学名: Nembrotha kubaryana
英名: 不詳
漢字名: 赤縁龍宮海牛
琉球列島以南、西太平洋に分布する。
浅海のサンゴ礁域のホヤの多いところに生息する。
本種はシグニフェラという青色から深緑色の小さなホヤを食べるので、生息域もホヤの豊富なところとなる。
餌となるホヤの入手が困難な為、長期の飼育は出来ない。
とあります。
上記にあるように、このウミウシは餌となるシグニフェラの入手が困難な為、長期に渡る飼育も難しい、難易度が非常に高い生体になっているわけです。
その、餌のシグニフェラとは一体なんでしょう?
シグニフェラ
学名 Sigillina signifera
和名を ミドリトウメイボヤ
通称 ワライボヤ と呼ばれている ホヤなんです。
写真のように、ホヤの模様そのものが、笑っている顔に見えることからその通称がついたんですね。
自然界にいるアカフチリュウグウウミウシは、これを主食として生息しています。というかこれしか食べないんじゃないかな!?
これが、なかなか手に入らない~( ;´Д`)取り扱っているショップさんもありますが、もちろん鑑賞用として取り扱っているため値段もそれなりに張ります。
こっちは餌としてそれが欲しいのに、トホホ(ノД`)
それが、このウミウシを「長期飼育が困難な難易度高めの生体」として位置づけている理由だと思います。
現に俺が以前飼育していた際は、一度餌を調達できただけにしか過ぎず、結果として一ヶ月ほどで弱って☆になってしまいました(T_T)
以前60水槽で飼育していた時の様子
当たり前のことですが、生き物を飼おうと思ったらその生き物がなんであれ、飼育環境のことだけでなく餌の種類や調達方法まで事前に調べておく必要がある!そう強く感じた出来事でした。
それからは、どんな生体を飼うにせよ、事前に飼育方法から餌のことまで事細かに調べてから飼うようにしています。
ウミウシには、もちろん他にも種類がたくさんあります。そのどれもがホヤを食すわけではなくて、
カイメン、コケムシ、ヒドロ、海藻等
などなど、種類によってその食すものも様々です。
餌の供給できない飼育環境下であっても、付着物の多いライブロックを入れておけばある程度長く飼育できる、という説明をするショップやサイトもあります。
ですがそれは、結局本来の餌を食べられずどんどん痩せ細って小さくなっていくウミウシを、死ぬことがわかっていて鑑賞したいが為に閉じ込めていることに他なりません。
もはやそれは飼育ではない、といっても過言ではないでしょう。
小さな生き物であっても、命は同じ一つの生き物。
ぜひ、ウミウシを飼おうと思っている方は餌の調達方法まで考えて、検討していただきたいと思います。飼育して死なせてしまった経験から、自分が身をもって知ったことだからです。
PS.
kohさんは他の方のアドバイスもあり、現段階ではウミウシを候補から外します、とおっしゃってました。その方曰く、ウミウシの飼育は鬼門だということです(^^;; 俺も同感です。
今日は天気予報では雪だったにも関わらず、俺の住んでいる地方は一日を通して晴れていていい天気でした。これも日頃の行いがいいからなんでしょうかねぇ(´Д` )(爆)冗談です
さて、突っ込みどころのある前略はこれくらいにして
今日は塩ビ溶接のテーマからちょっと離れまして、
アカフチリュウグウウミウシ
について書こうと思います。
つい先日、アメブロ繋がりのkohさんが海水を始められ、新しく飼育したいと検討している生体の中に
ウミウシ
が候補に挙がってるというのをブログで拝見しました。
ココの記事参照
ウミウシ、種類によって体色もさまざまで、蛍光色でカラフルに彩られたものやシックな味わいの模様をもつものまで色々いて、とっても綺麗で鑑賞度も高い生体だと思います。
ですが、その反面飼育レベルはかなり高めであると言われています。
そこで、以前に60水槽でアカフチリュウグウウミウシの飼育に挑戦したことがあったことを思い出し、今回それについて書こうと思ったわけです。
そのアカフチリュウグウウミウシのことを復習もかねて調べてみました。
アカフチリュウグウウミウシ
真核生物上界 動物界 後生動物亜界 軟体動物門 貝殻亜門 腹足綱 後鰓亜綱
裸鰓目 ドーリス亜目 フジタウミウシ科 クロスジリュウグウウミウシ属
全長: 4cm
学名: Nembrotha kubaryana
英名: 不詳
漢字名: 赤縁龍宮海牛
琉球列島以南、西太平洋に分布する。
浅海のサンゴ礁域のホヤの多いところに生息する。
本種はシグニフェラという青色から深緑色の小さなホヤを食べるので、生息域もホヤの豊富なところとなる。
餌となるホヤの入手が困難な為、長期の飼育は出来ない。
とあります。
上記にあるように、このウミウシは餌となるシグニフェラの入手が困難な為、長期に渡る飼育も難しい、難易度が非常に高い生体になっているわけです。
その、餌のシグニフェラとは一体なんでしょう?
シグニフェラ
学名 Sigillina signifera
和名を ミドリトウメイボヤ
通称 ワライボヤ と呼ばれている ホヤなんです。
写真のように、ホヤの模様そのものが、笑っている顔に見えることからその通称がついたんですね。
自然界にいるアカフチリュウグウウミウシは、これを主食として生息しています。というかこれしか食べないんじゃないかな!?
これが、なかなか手に入らない~( ;´Д`)取り扱っているショップさんもありますが、もちろん鑑賞用として取り扱っているため値段もそれなりに張ります。
こっちは餌としてそれが欲しいのに、トホホ(ノД`)
それが、このウミウシを「長期飼育が困難な難易度高めの生体」として位置づけている理由だと思います。
現に俺が以前飼育していた際は、一度餌を調達できただけにしか過ぎず、結果として一ヶ月ほどで弱って☆になってしまいました(T_T)
以前60水槽で飼育していた時の様子
当たり前のことですが、生き物を飼おうと思ったらその生き物がなんであれ、飼育環境のことだけでなく餌の種類や調達方法まで事前に調べておく必要がある!そう強く感じた出来事でした。
それからは、どんな生体を飼うにせよ、事前に飼育方法から餌のことまで事細かに調べてから飼うようにしています。
ウミウシには、もちろん他にも種類がたくさんあります。そのどれもがホヤを食すわけではなくて、
カイメン、コケムシ、ヒドロ、海藻等
などなど、種類によってその食すものも様々です。
餌の供給できない飼育環境下であっても、付着物の多いライブロックを入れておけばある程度長く飼育できる、という説明をするショップやサイトもあります。
ですがそれは、結局本来の餌を食べられずどんどん痩せ細って小さくなっていくウミウシを、死ぬことがわかっていて鑑賞したいが為に閉じ込めていることに他なりません。
もはやそれは飼育ではない、といっても過言ではないでしょう。
小さな生き物であっても、命は同じ一つの生き物。
ぜひ、ウミウシを飼おうと思っている方は餌の調達方法まで考えて、検討していただきたいと思います。飼育して死なせてしまった経験から、自分が身をもって知ったことだからです。
PS.
kohさんは他の方のアドバイスもあり、現段階ではウミウシを候補から外します、とおっしゃってました。その方曰く、ウミウシの飼育は鬼門だということです(^^;; 俺も同感です。