こんにちは。あかねです。
16年間美容業界でお仕事をさせて頂いた経験から
『あなたに似合う』メイクレッスンを準備中です。
現在、LSC Academyにて起業について勉強中。
顔タイプアドバイザー®︎1級を取得しました。
私の今までを振り返っています。
今回は、美容業界に足を踏み入れた頃のお話です。
前回のブログはこちら↓
大学を卒業して、就職したのはフェイシャル専門のエステサロン。
新人研修は、全国から同期が集まって、福岡のふるーい旅館を貸し切って、1ヶ月間行われました。
お世辞にもキレイな旅館とは言えませんでしたが、温泉のお湯を社長が気に入っていたそう。
肌に関する知識を1から学んだのですが、その勉強が楽しくて楽しくて!
高校でも大学でも勉強する意味を見出せなかった私には、とても新鮮でした。
当時、会社は急成長中。
店舗数を全国に拡大している時期でしたが、社長との距離も近く、社長自らも様々な指導をして下さいました。
またある時の札幌研修では、スキーに連れて行ってくださったり、新鮮なウニ丼をご馳走してくださったり。
様々な体験までさせて頂きました。
今思えば、私が一番最初に出会った女性起業家でしたね。
社長からは、毎日のようにお店にFAXで手書きのメッセージが流れてきていました。
その中で、私が今でも印象に残っているメッセージが、「転社はしても転職はするな」という言葉。
この言葉、しばらく忘れていた時期もあったのですが、今の私につながっているなぁと感じています。
お客様をキレイにする仕事はとても楽しく、お店の営業が終わってから技術を磨く為に練習する日々。
けれど、そのために終電という日々で毎日寝不足。
せっかく東京青山の一等地で働いているのに、家と職場の往復だけ・・・。
だんだん身体が悲鳴を上げるようになりました。
特に辛かったのが肌荒れ。
もともと肌が敏感だったのですが、手荒れが酷くなり施術に入れなくなりました。
さらには、全身にアトピーのような症状が出始めて、お風呂に入るのすら痛い。
通勤の時に吊り革につかまるのが恥ずかしいので、手袋をして隠したり。
肌荒れが酷すぎて、好きなメイクすらほとんどできない。
下を向いて歩くようになっていました。
お客様をキレイにする仕事なのに、自分の肌はボロボロ。
説得力ないな、と仕事に対する自信もどんどん失っていきました。
この仕事は長く続けられないと判断し、1年ちょっとで退職することにしました。
その後半年間療養をして、次の就職先を探し始めます。
次に続く。