服を脱がずにザックリ着る イタリア発のウエア水着
イタリア人の発想。ファッションだけではなく、スイミングも、これまでに"革新"的な商品を余に出してきました。記憶に新しいのは4年前、北京五輪での快速水着。ゴム素材のシームレス。あいにく国際ルール改正で"お蔵入り"しました。
写真の商品は"ウエア水着"。服の上からザックリ着る。服を脱ぐ必要がない。もともとはイスラム教の女性たちのニーズに応えたモノ。肌の露出を禁じられていますからネ。リハビリでも有効でしょうネ。
この種の"新水着"へのチャレンジは以前からあります。数年前、日本の某大手メーカーに提案してみたことがあります。が、担当者は一言「売れませんね」とのこと。確かに…。"革新"はいつの世も「売れない市場」からスタートするものです。
「水」の大切さ 一人1日50リットル
節電二年目の今年の夏。原発への依存をめぐり、エネルギーの代替をどうするか。議論伯仲。が、電気は代替が効くのでまだ良い。問題は「水」です。代替がない。本当は水の方が深刻です。
「水」(アクア)は生命の基本。水なしでは生きられない。
ヒトの最低限の日常生活を営むには一人1日50リットル。これが定説。その内訳は、ご存知の通り、飲料水は5リットル。調理に10リットル。入浴に15リットル。洗濯・トイレ他の衛生維持に20リットルです。
が、国連WHOによれば、世界人口の三人に一人は1日50リットル以下。アフリカでは何と3リットル以下のヒトも多い。だから、年間1000万人が水不足で死んでいる。21世紀は「水」の世紀。電気も大切ですがそれ以上大切なのが「水」。水を大切にしましょう。