"ウォーキングダイエットの良いところはあらゆるものと君合わせて楽しむことができるということは、これまで書いてきましたので良くお分かりになっていることと思います。ですが、中にはウォーキング中にできるからといってやってはもらいたくないものもあります。
代表的なのは、電話をしながらのウォーキングです。これは非常に危険です。携帯電話を使用しながらのクルマの運転は注意力不足になるために禁止されています。ウォーキングで携帯電話を使用しながらというのは禁止こそされていませんが、クルマの運転と同じく注意力不足に陥るために危険ということに変わりありません。
例えば、電話をしながらウォーキングをしていたところ、急な段差につまずいて転んでしまったり、走っている人や自転車が横から出てきたにもかかわらず気がつくのに遅れてしまったり、細い道などでは後続の人や自転車に気がつかないがために迷惑をかけたりもします。また注意不足により横断歩道を赤で渡ってしまおうとするなど、非常に危険な状態を招きやすくもあるのです。
■自分だけでなく他人にも迷惑
また、ウォーキングフォームを崩しやすいという難点もあります。ウォーキングダイエットでは普通に歩いていては運動＆健康効果は得られません。体全身を動かすイメージで歩くことが大切なのです。ジョギング中に電話をするときは、立ち止まってしましょう。
私は夜遅い日や雨が酷い日には体育館のジョギングコースでウォーキングをしています。そのコースは狭く、真ん中に人がいたら後ろの人は抜きにくくなってしまいます。そんなコースにも関わらず、時々真ん中を我が物顔でウォーキングしている人もいます。しかも携帯電話で楽しくお話しながらです。
そんな状態ですから、ジョギングをしていた人がその人のせいで詰まってしまい、我慢できなくなったジョギングの方が前の人を抜いたのですが、その際に肩がぶつかったようでした。それに怒った電話をしていた方が相手を怒鳴りつけていました。そもそも真ん中を我が物顔で歩き、電話で注意力散漫になっていた方が、どう考えても良くありませんよね？
ウォーキングダイエットは楽しむことも大切なのですから、誰かに迷惑をかけたり危険を増すようなことはやめましょう。電話しながらのウォーキングはNOです。"