咲耶です。
ロッドも水瓶座です。
彼の口癖は、
「Sis, that's what's friends are for!
(姉さん、僕たち友達じゃない!)」です。
何とも水瓶座らしい言葉だなあ、と思います。
ロッドは愛すべき弟友達ですが、
西洋占星術では、私の師匠でもあります。
では、彼の1週間のオーバービューをどうぞ。
今週太陽は、
優しい育みのエネルギーをもたらす蟹座に入ります。
でも今年は、それによって太陽は、
天王星と冥王星とTスクエアを形成することになります。
つまり、2010年から開始した天王星と冥王星のスクエア
(5年間続く天体のビッグイベントです)をトリガーし、
力強いエネルギーが私たちに開放されることになります。
もっとよく見てみると、
この爆発的なエネルギーは、
留まる事を知らないエンドレスな連鎖反応にも見えます。
なぜなら、木星(社会的発展)は、
太陽の後に続き25日に蟹座入りし、
また新たな大変動の波をもたらすからです。
マンデン・アストロジーから見ると、
1960年代に形成された天王星・冥王星のコンジャンクション(合)で、
アメリカの市民権運動、
中国の文化革命、
アフリカ諸国の独立などの大きな出来事が起きています。
さて、現在に目を向けてみましょう。
中東のジャスミン革命も進んでいますね。
また、最近のトルコの状況をご存知ですか?
ちなみに、トルコの出生図のディセンダント(7室のカスプ)に
トランジットの冥王星が来ています。
では、太陽が天王星、冥王星とスクエア。
これは、何を意味して何をするべきなのでしょうか?
その答えを出すために、言葉遊びをしてみましょう
(実際このように僕は生徒を訓練しています)。
太陽=実現、リード、成功
天王星=未来、希望、空間(宇宙)と自由
冥王星=転換、秘密、深い欲望、闇、スキャンダル
未来予測するためには、以下のように、
惑星が象徴する事柄を組み合わせてみるのです。
例えば、「将来にむけて変革を実現させる」?
「自分の奥底にある自由を渇望する気持ちを現実化する」?
などです。いずれもありうるかもしれませんね。
みなさんも是非トライしてみてください。
*水星逆行
やはり今週注目すべきは、水星逆行ですね。
6月26日から7月20日にかけて水星が後ろ向きに進みます
(地球から見てそのように見えるだけですが)。
伝統的西洋占星術師の多くは
この現象を「縁起が悪い」とみなし、
重要な取引、事業契約の締結、旅行、出張などが邪魔されるとみます。
一方、心理西洋占星術師は、
この水星逆行のエネルギーを使って、
特に家族、家、子育て、親業、食に関すること、
面倒を見ることに関することで
自分の心と向き合うとよい時期だと言っています。
また、この時期に起こる出来事をみて、
その奥底にある深い意味を掘り出すこともできます。
心理占星術師は、水星逆行のときは、
時には自分の潜在意識を探究するなど、
心の奥底にある想いにアクセスしやすく、
その時の問題や疑問などへの重大な答えを見つけることができる、
とも言います。
end.