体を動かすだけでない,筋肉の働きとは? | aqf-suitakentoのブログ

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歳を重ねてからの筋肉の大切さは,最近いろいろなところで言われています。


「体を動かす」ために筋肉が必要なのは言うまでもありませんが、
それは筋肉の4割ほどで、半分以上の筋肉は、
心臓や内臓,あるいは血管など自分意思以外で動くものに使われています。

筋肉にはさまざまな働きがあります。

静止している時でも地球の重力に対抗して姿勢を維持するために筋肉が働いています。
また外部の衝撃から内臓や骨,血管などを守る働きも。

さらに心臓から送られた血液を体内に循環させるポンプとしても筋肉が使われています。


それだけではなく、代謝と熱生産も重要な役割です。

体熱の役6割は筋肉が作っています。

その他免疫力とも関わりがあったり、

最近では筋肉自体が、体に良い効果のある様々な物質を分泌していることもわかってきています。

人間の体重の約6割は水分ですが,それを蓄えているのも筋肉です。


筋肉がいかに体の様々なことと関係していることがわかりますね🤗


筋肉は30歳ごろから毎年1%ずつ減り、

55歳からは加速度的に減っていくと言われています。


筋肉が減ると骨がもろくなったり、

姿勢が悪くなって肩こりや腰痛の原因にもなります。

代謝が下がるので冷えにつながります。

こわいのは,筋肉の減少に伴い体の活動自体が減るため、

うつや不眠,認知症などのリスクも高まります。


筋肉は鍛えないとすぐに減ってしまう一方,幾つになっても再生できる器官でもあります。


昔の人は,生活の中で歩いたり、農作業をすることで

自然に筋トレできていたかも知れませんが、

現代は便利になった分、自ら積極的に筋肉を動かすことが必要です。


健康づくりのための活動として,週2〜3回の筋トレが推奨されています。

日頃から筋肉を鍛えることが、健康寿命をのばすために必要な事ですね😊