工作員の選定。 | ~実録!今週の現場レポート~

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探偵のプライベートから世の中の様々な疑問までを解明!

今回のターゲットは男性です。
内気で、やや内向的。いわゆる草食系男子です。


見た目だけならそこまでおとなしそうには見えないのですが、会社の飲み会でも中心にいるようなタイプではなく、端っこでひっそり飲むタイプです。

どう考えても自分に自信があるタイプではありませんでした。


そういった彼に合わせた工作プランを作成しいざ、工作に入る!というときに少し問題がありました。

依頼者様より、「とにかく美人な工作員を」というご要望があったのです。


よく、工作員は美人やイケメンばかりなんでしょう?と質問を受けることがあります。確かにそういった工作員もいますが、工作において一番重要なのは一般的な美しさだけではないと自分は思います。


もちろん綺麗、カッコいいというのは、きっかけとしては掴みはOKですが、本当にターゲットの気持ちをひきつけるには、「見た目だけが良い」というでは限界があると思います。(もちろん容姿を重要視するターゲットもいることはいるので一概には言えませんし、それだけで成り立つ場合も確かにあるのですが・・・)


僕としてはあまりにも自分に釣り合わない場合には、逆に敬遠することも考えられること、「こんな美人が自分に声をかけるなんて不自然だ」と不審に感じてしまうこと、今回のプランには「ターゲットが工作員に対して自分に似ている」と感じることや共感することが重要であること、を何度も何度もご説明させてもらいました。


また、表面的な繋がりだけでなく、本当にターゲットと工作員が内面的に惹かれあうことへ進めたいこともあり、依頼者様とは意見をぶつけ合いました。



最終的には、僕の予定していた工作員で行ないましたよ。(もしかすると依頼者様からすると根負けしたような感じもあったかもしれません^^;)

この工作員の起用は、キャラクターです。容姿端麗、誰もが振り向くモデル風、ということではなくこの工作員のキャラが絶対にターゲットの心を掴む自信があったんです。


最初は普通の言葉使いだったのですがどこかのタイミングから今は、


「今日は残業だったニャンネコ

「お疲れピョンウサギ


・・・・こんなメールのやり取りをしています・・・

正直、ターゲットがこんなメールをするとは思っていませんでした・・・そこは予測していませんでした・・・


僕は依頼者様のご要望を、そのままただただやればいいってものでもないと思っています。


「成功させるには」ということを第一に考えたとき、最も有効な方法を常に提案できるように進めていきたいと思います!


例え依頼者様と意見が食い違っても、とことん話し合って進めていきますよー!!



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