こんにちは、横田です
もう八月も今週で終わってしまいますね…
今回は、名残惜しく夏っぽい題材で。海で行った工作についてお話します。
ターゲットは30代前半の男性です。最近は女性工作員二名とターゲットとターゲットの友人男性との四名でのグループ交際のような工作を行っていました(主に夕飯や飲みばかり)。
関係の構築は順調に進んでいたのですが、まだちょっと残っている距離感を払拭するために、少し刺激を加えたい頃合い。
また、ターゲットは基本的に仕事人間なので、「食事に行こう」、「ちょっと飲みにでも行こう」という誘いがなかなか成立させ辛い人です…
無視やドタキャンされる事はないのですが、「本当～に忙しくてゴメン！」と謝られてしまうと、それを無理矢理取り付けるのもおかしいですからね…
全てをさしおいて、工作員優先になってくれれば何より一番喜ばしいですが、知り合って日が浅いとなるとなかなかそこは難しいところです(中にはそういう人も居ますけど笑
)。
これまでの工作で得た、ターゲットが何よりも「レゲエ好き」という情報を利用して、ちょうど二週間後に某ビーチで開催されるイベントに誘うことにしました。
「イベント」という目的で強く誘うことはできますがやはり女性工作員一人では限界があります。
そこで、今まで一緒に仲良くしていたもう一人の女性工作員とターゲットの友人も巻き込んでのお誘い。
もちろんターゲットの友人は「工作員」ではないので、そちらの関係も良好にしておくために、もう一人の女性工作員がメールや電話でプチ工作を継続させていたんですよね。
三名に強くプッシュされたターゲットは、参加するために仕事を調整してくれるとのこと。
そして、イベントでの工作が実現することになりました
当日はターゲットの車で海に向かいました。
工作員の用意していったビーチボールに浮き輪、シャチの効果もあってか、傍から見ていてもかなりいい感じの四人
海での遊びはもちろん、ライブにダンスにと、共通の趣味を通じて盛り上がった事で、ぐっと距離が縮まりました。
帰りの車の中ではターゲットははしゃぎ疲れたのか、友人男性に運転を代わってもらい、ターゲット自身は工作員の肩をかりて寝るまでの進展でした
このように、いつも同じ工作を繰り返すだけではなく、季節のネタを織りまぜる事により、非日常を味わわせることができたりもします。
ターゲットが工作員に対して非日常を感じることで「この子って俺にとって特別かも…」と思わせやすくなるのです。
ターゲットの趣味や嗜好に合うイベント事はあまり頻繁にはないのが玉にキズですが、だからこそ何か良いイベントがないかと常にアンテナを張っているのも僕たちの仕事です。
また、メインでない工作員も、「ただそこに居るだけ」ではなく、工作をより良く、潤滑に進めるために陰ながら根回しなどを行っているのです
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