はじめまして、別れさせ屋 アクアの神林です。
この仕事を20代で始めてもう、いつのまにか・・・気がついたらもう30代の神林です。
ここではちょっと、自分がこの業種に入ってから今までどんなことを感じて、どんな風に過ごしてきたかを書いてみようかなと思います。
この仕事を始めたきっかけは「探偵になろう!」って思ったのが始まりでした。「別れさせ屋」なんてのは一切知らず、いくつかの調査会社、興信所、探偵会社の中で行き着いたのがこの会社で、当初は映画や小説の探偵に憧れていた自分。現実社会でこんなドラマッチックな体験は出来ないだろうと思い、この業界に足を踏み入れました。
しかし、入ったばかりの研修生としての仕事は、夢や希望を全部打ちひしがれるほどのつらいさ、地味な張り込み、連続する始発出勤の終電帰宅。もう身も心もボロボロになりかけるほど重労働の連続でしたね。
研修中は、現場仕事で手一杯。事前調査の流れや工作の流れなんて考えもせず、その日その日の現場の目的を達成させるのに精一杯で、現場が終われば調査報告、工作報告の作成で寝るのが2時、3時ってのが普通でした。
うちの社員がここで書いているような内容を体験できるようになるのは、ずっと先で、僕は常に現場での汗かき役に回っていたような気がします。
ただ指令として回ってくるターゲットを追い、延々と帰宅すするまでを追い続ける作業。この頃は依頼者の顔など想像することもできず、また依頼背景なども一切考えず、与えられた仕事ばかりをこなす時期が続きました。
それ位、現場仕事にがむしゃらになっていた時期なのかもしれません。
つづく