こんにちは。
㈱アクアグローバルサポートの栗原です。
本日は「同和問題」について少しお話したいと思います。
「同和問題」・・・あまり聞きなれない人もいるかと思われますが、一言で言ってしまえば部落差別。
生まれた場所(被差別部落)や、そこの出身というだけで差別される著しく不合理な差別の問題をいいます。
現代社会の中では、結婚や就職といった生活の中で事件として扱われることがあります。
私は被差別部落出身というわけでもなく、交友関係にも無かった為、あまり差別問題ということに現実感はありませんでした。
しかし、探偵という職に就いてから、その意識が大きく変わりました。
今から20年以上前の話とのことですが・・・
とある探偵事務所が差別調査を行っており、当時は大変問題になったらしいです。
依頼主は企業が多く、上記の通り、就職活動をしている人に対して行われていたそうです。
(全国の同和地区が網羅されている地図の作成も、探偵が大きく関っていたとのことです)
探偵になりその事件を知って、まだ日本にも、そのような価値観、意識を持っているのかと驚きました。
最近はよく出張で地方に行くことが多いのですが、とある地域で以下のような看板を目にしました。
「しない させない 身分調査」
もちろんアクアでは身分調査などは行っておらず、ここのブログで綺麗事を並べて、「差別を無くそう」と言いたいわけでもないです(もちろん差別には反対ですが)。
ただ、この「探偵」という職は自分の人生の価値観を大きく変え、普通に暮らしていては見えない部分が見えるようになりました。
「別れさせ」という業務に付きまとう「恋愛」という繊細な部分・・・。
まだまだ、これからも色んなことを知り、驚き、自分の人生観を大きく変えてくれると思います。
㈱アクアグローバルサポート 栗原