別れさせ屋 アクアの五十嵐です。
今回は探偵の仕事をする上で、私個人が考える正義について書きたいと思います。
私の仕事は探偵、さらに主な業務は二人の仲を引き離す別れさせです。
この仕事を始めて、最初に考えたことは
自分の正義に反する仕事ではないのか？
そもそも、正義とはなにか？
別れさせ業務を単なる（職務）として、淡々と進めていく事は可能だが
その程度の心構えでは成功などしないし、自分の存在意義もありません。
そこで、
まずは正義、の意味を調べます。
正義
学術的な意味においては、各人に各人のものを配分すること、※１
あるいは、一旦崩されたあるべき状態を回復すること、※２
あるいは、何かを交換するにあたってそれが等価交換になるようにするという理念を意味する。※３
※１ 独り占めをすることは正義ではない。
※２ 一度壊された状態を修復する事は正義である。
※３ 不平等な交換を強要する事は正義ではない。
是正の正義
一旦破壊されたあるべき状態を回復すること、
すなわち、各人が持っているべきものを奪われたとき、
あるいは、各人が持つべきでないものを持っているときに、
それを返還したり放棄したりするように働きかけることである。
基本的に人間が必ず持つ（欲）は正義と区別する必要がありますが
上記の正義には『別れさせ』の要素が多分に含まれます。
過去に関係が壊れてしまった恋人とやり直したい。
現在、不倫関係の恋人と一緒になりたい。
忘れられない人、好きな人と一緒になりたいと思う気持ち。
これは、純粋に、人が持つ美しい心であり
やましい気持ちを持つ必要はありません。
私の仕事は別れさせです。
別れさせの、その先に、
大好きな人を想う、美しい心があると信じて。
アクア グローバル サポート
五十嵐 雅人