気付けば12月も半分終わって「平成」も最後になるんですね・・・。

自分が小さい頃に祖母が「大正」生まれだった事にすごく年代のギャップを感じていたのが今度は自分がその立場になるなんて・・・ちょっと絶妙に微妙な気分です。

 

消費税は上がるわやたらと課税して国益の赤字を国民から略取して補填する魂胆に全く納得がいかないです。フランスなんかデモ旋風で大変な騒ぎになっているというのに日本国民は黙って国家に隷属する只の歯車状態。エコカー減税とか?地球温暖化とか?ガソリンにダブルタックスかけておいてエコカー減税とか支離滅裂っすよ。大排気エンジンでガソリン沢山消費して遠方地まで高速道路で高い通行料を払って地方でご飯食べてふるさと納税までしている我々こそが減税されるべきじゃね?と思うのですが自動車税16000円なので大人しくしておきましょう。これ以上アホな増税するようなら百姓一揆ですよ。

 

さて政治的不満はこのくらいにして楽しい楽しいプレランナーの話をしましょう。

 

ここ最近ですが、新しい「プレランナー乗りたい」ユーザーがちょこちょこ増えてきているようです。自分でクルマを作りたいという人も増えてきてガレージビルダー的な感じで休日にクルマを弄る人も増えてきています。これは良い傾向である反面、リスクもはらんでいるという事を理解しなければなりません。

 

それは何故か?

 

それは良く動く脚だからという事です。皆さんもよくご存知のKINGやFOXのコイルオーバーは車高調整が出来ますよね?日本で言うシャコチョーってやつですね。ただしKINGやFOXは国内のソレとは違ってショック本体の全長を収縮させて車高を調整するものでなくてスプリングレートをスライダーで調整してレートを固くすることで車高を上げる「プリロード式」の調整方法です。

 

コレがよくあるシャコチョーです。teinさんから画像拝借しました。

 

こちらがKINGやFOXと同じプリロード式です。foxから画像を拝借しました。

上のプリロードリングを締めていくことでコイルが固くなりその反発でコイルが縮まなくなることで車高を保持するという説明の方が分かりやすいかな。

 

その構造を理解していない人が車高を上げる言わば「上げ系」の名の元に目いっぱいコイルを締め上げてこれでもかってくらい車高を上げてロワーアームの角度が「ハ」の字になってるタコマとタンドラを見かけますがあれではクルマを壊します。 アライメントは取り切れずタイヤの偏摩耗にハンドリングの違和感、更には乗り心地がシャコタン走り屋系のガチガチ状態でKINGやFOX本来の素敵な脚の動きを全て「滅殺」しています。当然アッパーアームのボールジョイントやスフェリカルベアリングの消耗も進むため異音やガタつき、最悪ボールジョイントが破損してしまい走行不能になることも考えられます。

 

実際に参考例として下の写真を見比べてみれば分かるかな?左側がプリロードがかかりすぎ、右が大体適正な感じ。

参考車輌がタンドラの4WDなのでロワーのボールジョイント位置が2WDに比べて低いのでどうしてもロワーアームのアングルがついてしまうのだけど左右を見比べれば結構違うことが分かるでしょう。

4WDの場合は左の状態だとCVジョイントの負荷もかなり大きく異音や破損の可能性、ブーツがすぐ切れてグリスが飛び散ること間違いなし。更にはアライメントの調整で適正値が出ずタイヤの偏摩耗が酷く新品タイヤが1年も持たないという結果を引き起こします。ステアリングの負荷も大きいので最悪はタイロッドの変形・破損かラックの不具合にまで及ぶ可能性も十分あるのでロワーアーム、タイロッド、CVアクスルのアングルには注意が必要なのです。

 

これはタコマの2WDなんだけど同じバーグのロワーアームのアングルが違うのは何故なのか?

あくまで認識としての話だけれどOEMショックの0-2”LIFTというのはタイヤサイズに合わせてフェンダーとタイヤのクリアランスを調整する有効リフト量と認識するのが一番分かりやすいのかもしれないです。変に車高を限界まで上げたいと思って過剰なプリロードをかけると前述したような結果が待っています。大金をかけたのに使い方を知らないで見た目と引き換えに最低な乗り心地では本末転倒な話ですよね。


フェンダーアーチもストックとファイバーではクリアランスも違うしタイヤも35”と37”では外径も違うのでいくらロングトラベルでもボトムした際にタイヤでフェンダーが吹き飛ばないようにクリアランスを確保するという意味でもショックの調整は必要になってきます。

 

まあ街乗り仕様ならデフォルトで全然問題ないんだけどね。

OEMはFOXはアイバッハのコイルを採用していてデフォルトプリロードセットでも街乗りはマイルドで快適だけどKINGのデフォルトはやや硬めの印象です。STREETのバルブセッティングになっているのでしなやかというよりは低速での路面のギャップは入力が大きく感じるけど高速時のギャップ入力は全然マイルドな印象です。そこがFOXとの味付けの違いかなと個人的には思います。もちろんバルビングやプリロード調整、コイルレートの変更で乗り心地はチューンナップできるのだけどそれはまたの機会にご紹介しますね。

 

ロングトラベルについては各メーカが最近はSPEC FITという専用のショックを販売してるのでイージーボルトオンで装着が可能なご時世になったのであまり深く考えなくても良いのだけどせっかくのLTだけにちょっと自分好みのセッティングが出たらよりドライビングが楽しくなりますよね。

 

そんな人にはコンプレッションアジャスター(KING)、デュアルスピードコンプレッション(FOX)付きのコイルオーバーをチョイスすることをお勧めします。

ショックによくあるコンプレッション(縮み側)のスピードを速くするか遅くするかの調整が出来るシステムでダイヤル調整で任意のセッティングに調整する事が可能です。これはデイリードライバーはもちろん街乗りだけでなくDIRT走行もする人には特にお勧めしたいオプションです。

特にプライマリーショックオンリーの人には是非装着をお勧めしますよ。ダイヤルくるくる回すだけで乗り心地もコーナリングも違いを体感できるほど変化します。

 

乗り心地やハンドリング、DIRT走行のセッティングはコイルレートやらトラベル量やらバイパスショックやらが絡んでくるのでそういうのはお店でディスカッションをしましょう。一番分かりやすいのはSXS(サイドバイサイド)に乗ってみることが理解への早道かもしれません。40cm以上もストロークするサスペンションがスタンダードになってきている近年では単にKINGやFOXを装着するだけでなくそのスペックを理解してその能力を有効化出来るノウハウを皆さんにご提供出来るようなショップになれるよう精進する所存です。サスペンションジオメトリーって楽しいですよ。

 

メニアックかつカッコイイが一番ですよね。来年はレース活動も本格化するので皆さんにもフィードバックできるよう清く楽しくカッコ良く頑張りますので応援してくださいね。

 

2019は国内初となる「ALL JAPAN UTV CUP」がアパリゾート妙高高原で全3戦が開催されることが決定しました。

 

ウチのチームからは現在6台のSXSがエントリー予定です。LIVEでSXSのレースが見れるチャンスです。旅行がてら是非レース観戦に来て下さいね。台数が多いのでチームサポーターやピットクルーも募集しています。オフロードレースに興味がある人、いつかは自分も走ってみたい人、ピットクルーとしてレースに参加したい人、まずは1歩踏み出してみましょう!我々が背中を押して上げますよ。 サンデーレースを一緒に楽しみましょう!!

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