ご存知の方も多いとは思いますが、先週末にアパリゾート上越妙高にて開催されたSuper Enduro Raceにヤマハとポラリスの2台で出場してきました。そのレポートを兼ねて皆さんにもオフロードレーシングの楽しみをお伝え出来ればと思います。
まずオフロードと言っても日本ではロックセクションやモーグルバーン、スーパーマッドなセクションを4WD車で乗り越えて行くイメージを持つ人が多いですよね。しかしながら今更言うまでも無くaptco的にはダートやデザート、サンドセクションを2WDで高速で駆け抜けるというオフロードが我々の好みであり狭い日本国内では非常にニッチなカテゴリーというのがリアルなところです。
アメリカのデザートレーシングに憧れてはいるもののナンバー付き車両でどこまで追い求められるのか…そんなジレンマを抱えて十数年経った結果がSXSに至ったわけなのです。気軽に高スペックのマシンが新車でなおかつメーカープロダクションで手に入るのであればビギナーには持ってこいなわけです。実際乗れば分かりますがプレランナーの脚を前後組む金額で高スペックの新車が買えると思えばコスパは申し分無いでしょう。
今回初のオフロードレース参戦で自分が感じたのはSXSの純正のサスペンションがいかに優秀で日本国内でのレースには充分対応出来るレベルであるということを身を持って体感する事が出来ました。
実際レースの内容的には1時間ちょっとまではそこそこのペースでLAPしていたものの機関の不具合や脚回りの不調もなく実に問題なく走れていました。路面的には舗装セクション以外はバンピーでスピードがそこそこ出るせいか初期入力の大きいミニギャップが不規則多数あって車体のコントロールには気を抜けないコースでした。結局、レース中盤の車両接触でブレーキラインが破断したためピットインしたもののハンドブレーキのみで完走を試みましたが結果コースアウトという残念の終わり方にはなりましたがレースは終わるまで何が起こるか分からないという貴重な経験をする事が出来ました。リカバリーには多数の方にご迷惑をおかけする事になり自責の念に駆られるばかりです…ご助力頂いた方々には本当に感謝の気持ちでいっぱいですし、またその逆も然りでモータースポーツマンシップの何たるかを考えさせられました。
ともあれ大した怪我もなく無事に帰宅出来た事をラッキーだと思うべきですね。
今回特に思ったことはピットクルーの存在が如何に大切であるかという事を知りました。
スプリントであればよほどの事がない限りピット作業は無いでしょうが、エンデューロとなるとピットは重要な役割を担います。今回はパーツの修復やエアー調整はもちろん、ハイドレーションやハーネスやバックル装着等のドライバーのアシストが必要になります。ドライバー交代とかあれば尚更です。ちゃんとチームが結束して機能しているということもレースには需要なファクターなんだなと感じました。今回協力してくれたクルーには本当に頭が下がります。贅沢を言うならばクルーチーフ以下あと3名くらいいたら良いのかなと思いました。
運転するだけがレースではなくてチームとしてレースに参加したいと思える方がいれば是非一緒にウチのチームでオフロードレーシングの楽しさをシェアしましょう。それがちゃんと結果を残せるならば更に楽しみは倍以上になると思いますよ。
という訳でThe Black Hat Gentleman Motor Sportは新たなエントリーを受け付けます。SXSでレースに出てみたい人、クルーとして参加してくれる人を募集します。来年から本格的にレースに参戦しつつ国内でのSXSのレースカテゴリーを確立していくつもりです。関東に限らずSXSカテゴリーのあるレースには積極的に参加したいと考えています。また独自の構想も企画しているので是非チェックしてみてください。
次回はレースをやりたい人の車両選びについて書きたいと思います。





